日本における最新の技術プロジェクト

世界でもトップクラスをひた走る、日本の技術力。今回はそのプロジェクトに多角的な視点から踏み込んで見ていきましょう。「技術」と聞いて、何を思い浮かぶでしょうか。医療、健康、環境、エネルギー、農業、快適な生活、と多岐にわたって技術というものは使用されています。今回はその中から厳選して具体的に見ていきましょう!

新車両

皆さんは普段、車やバスに乗ることはあるでしょうか。非常に便利ですが、これらの乗り物は当然のごとくガソリンやハイオク、軽油という、天然資源を使用して動いています。これらを燃料とするものは、副産物として二酸化炭素の排出をしてしまいます。これこそがまさに現代社会における課題の一つなのです。天然資源の残量問題もさながら、排出物によって地球温暖化が進んでいることも切迫した問題となっています。

そこで、今日本において多くの自動車メーカーが取り組んでいる技術として、「燃料電池」を搭載した車の開発が挙げられます。電気自動車や水素自動車という2種類が同じものとして捉えられがちですが、確かに二酸化炭素の排出を一切しないという面では同一ですが、前者は「電気」を使用して走行しますし、後者は「水素」を車内装置によってエネルギー変換することで走行しています。

ではどちらがいいのか?これは「水素自動車」のほうが環境的にはいいのです。なぜかと言いますと、「電気」というものがどのように作られているかを想像したら分かりやすいでしょう。電気は多くの場合、火力発電でつくられます。火力ということは当然燃やしているわけなので、排出される二酸化炭素はとてつもない量となっています。電気しか使わないと聞くと、何となく環境によさそうですが、実はそうではないのです。

「水素自動車」を早く使えるようにしたらいいではないのか。そういうわけにもいかないのが現状です。今の日本では、まだまだ設備が不十分であり、全国でも限られた場所にしか供給できる設備がなく、技術自体が高価であり、まだまだ一般社会では使用できるものではないのです。2036年以降には、さらに進化した、二酸化炭素をエネルギーとした車両の開発がされると期待もされています。都会はともかく、郊外在住の方には欠かせない移動手段が変わることで、大きく変貌を遂げるのではないでしょうか。

世界をリアルに体感

どこかに旅をしよう、ここの国はどういうところなのだろう、そう思った時はどのように調査しますか。きっと多くの方はインターネットで検索し、写真や動画で雰囲気を知るかと思います。今まさに実用化に向けて開発が進んでいる技術として、自身に装着した機械によって映像や音楽はもちろんのこと、香りや触感までもが再現できるようになり、現実の世界とバーチャルの世界が近くなる、というものがあります。この技術は実際に音楽ホールにて生演奏を聞いたり、美術館などでの歩き回りながらじっくりと鑑賞できたりと、より自由度の高いものを作り上げています。

実は海外の大手アミューズメント施設もこの技術には目を付けている状態で、ジェットコースターやメリーゴーランドをはじめとしたものはもちろん、大人向けのカジノ運営会社が遠隔でも実際にその空間を行ったことがない人にも味わってもらおうと計画をしていたりします。カジノは日本にないため、怖いと感じる方もいますが、オンラインで遊べるものは無料で安全なものも多くあります、ぜひバルカンベガスカジノをはじめとした、海外の遊びも体感してみてください!

安全な街をつくる

では、一番大切な部分、安全に過ごせるための技術を見ていきます。安全といっても多くの分野がありますが、巻き込まれやすいものとしては交通事故が代表的です。車が歩いている人をはねてしまったり、どこかに追突してしまったり、事件がない日が残念ながらありません。

この技術は、もの自体がそれぞれを感知し、危険が迫っていると判断した場合に、警告音を鳴らしたり、機能を停止させたりするものになります。例えば、自動車同士が不用意に接近し、事故が起きそうになった場合、事前にセンサーや通信等で警告、自動ブレーキをかけたりする。あるいは、ストーブや火を用いるものと、近くにある燃焼しやすいものが接近、接触した場合に自動的に火を消したりするものです。

人は、どんなに気を付けていても、どこかで油断してしまうことや、見落としてしまうことがあります。すべての危険は事前にわかることで防ぐことが出来るものです。そして今の研究では、これまでは判断が難しかった地震だけでなく、土砂崩れの予知や、洪水発生等ですら、衛星観測や予測技術によって危機回避をすることが出来るようになっているのです。これらのセンサーや事前予告があることで、これまで以上に安全に、そしてより豊かに生活をしていけるのではないでしょうか。

さて、ここまで3つの具体例を挙げて紹介させていただきました。これらは内閣府のイノベーション代表例というサイトでもイラスト付きで分かりやすく記載されているので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。日本では日々、世の中が快適になるような技術が発明され続けています。まだまだ非現実的なものであっても、長い年月のもとで技術は急速な発展を遂げています。数年先にはまだ見ぬ新しいものが誕生し、今までとは大きく異なる世界が待っているかもしれません。それらの技術を知り、良く学び、しっかりと使いこなすことで初めて技術は活かされます。ぜひ皆さんも興味をもって、よりよい社会を作っていきましょう。

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