自分には友達がいない…と悩んでいませんか?
友達がいない人の特徴を把握して、自分の欠点に気付きましょう。
しかし、友達がいないことはデメリットばかりではありません。実はメリットだってあるんですよ!
社会人で友達がいない人の特徴
自分の夢に向かってあえて一人になる道を選んでいる人はかっこいいです。友達はいなくても応援してくれる人はたくさんいるでしょう。
しかし、性格に問題があって周りを不快な気持ちにさせるタイプの人は、行動を改める必要があります。
あなたが、「友達が欲しいけど出来なくて悩んでいる」というのであれば、これからご紹介する項目に当てはまる所がないかを考えてみましょう。
普段何気なくしてしまっていることが、友達ができない原因かもと、まずは素直に受け入れてみてください。
社会人で友達がいない人の特徴
- すぐにムッとしてしまう
- 自分の意見を押し通す
- 自分にしか興味がない
- 人の悪口を言う
- 相手に必要以上に指摘をする
- 自分から距離を作ってしまっている
- 身なりが不潔
- 異常にケチ
- 友達より恋人を優先する
- 自分に自信がない
すぐにムッとしてしまう
あなたは周りの人から、叱られたり注意を受けたりするとすぐにムッとなったり、言い訳を並べたりはしていませんか?
もちろん、人間は誰でも自尊心やプライドがあり、自分の悪いところを注意されると自分を否定された気持ちになって不満を抱えることがあります。
しかし、注意する相手は悪意があるのではなく、本当に直してほしいから勇気を出して言ってくれていることに気付きましょう。
それにも関わらず、あなたから不平不満を言われ、逆に注意した自分が悪者みたいな言い方をされたら、相手はとても嫌な気持ちになります。
友達が欲しいのであれば、注意をされた時にムッとして聞き入れない態度を改めましょう。
自分の意見を押し通す
理想的な友達関係とは、お互いが意見を交換しあえて、要望を通し合う関係性です。どちらかが力が強いという関係ではありません。
もし、友達はいるけど基本的に自分の要望がよく通っていると感じるなら要注意です。
何か発言する前には、一度冷静になって「こんなこと言ったら、相手はどう感じるかな」と考える時間を作りましょう。
わがままな人は、自分がわがままだと自覚がない場合が多く、意識しないで思うがままに行動したり意見してしまうので、周りを不快な気分にさせてしまうことがあるのです。
人の意見を聞かない人は、友達ができなかったり、せっかく友達ができてもすぐに離れていったりしてしまう傾向があります。
誰でも自分の意見を押し付ける人とは、付き合いにくいですよね。
例え何か言いたいことがあっても、いつも却下されていたら「この人には何を言っても無駄」と最初から諦めモードになってしまうものです。
意識的に自分の行動を改めるかどうかで、今後の人間関係は大きく変わっていくことでしょう。
自分にしか興味がない
人の話には全く興味がわかないということはありませんか?
人の話に興味がないと、無意識で友達が言った言葉はすぐに忘れ、それでいて自分の話をする時は楽しそうに自慢話をし続けることがあります。
それが相手に伝わり、嫌われてしまっているのかもしれません。
もしあなたが、人の話を聞かずにほぼ話してばかりという自覚があるなら、今日から聞き上手役に回ってみましょう。
相手にも、あなたが興味を示してくれていることが分かるので、良い関係が築けるでしょう。
友達の話に耳を傾ければ、次に会った時にも前回の会話の内容を覚えているはずなので、そこから会話がまた広がることもあります。
自分の言った事を覚えてくれる相手には親近感が沸いて、大切にしてくれるはずです。
人の悪口を言う
友達と会っているときに、人の悪口ばかりを言っていることで、嫌われてしまうことがあります。
もし、自分の友達が人の悪口ばかりを言っていたらどう思いますか?自分がいないところでは、自分の悪口を言っているのでは?と考える人も多いでしょう。
多少の愚痴を聞いてもらうのは良いことですが、あまりにも悪口を言い過ぎてしまわないように、要注意してください。
友達には、なるべく悪口を言わないように、気をつけることが大切です。
相手に必要以上に指摘をする
親しい友達だからと言って、友達の人格を否定するような指摘をしたり、あからさまに相手が、嫌な思いをするであろう、要求をしてしまってはいませんか?
確かに、間違っていると感じたことを、伝えてあげることはとても大切ですが、あまりにもいろいろなことを指摘してしまうと、相手は自分を完全に否定していると感じるようになってしまいます。
また、常に何かを指摘されることで「この人と一緒にいると嫌な気持ちになる。」と思われてしまうのです。
指摘や注意をするときには、オブラートに包んで優しい言葉を使うように心がけましょう。
度を押した指摘や要求をしてしまうと、相手は悲しみや不満を越して、怒りになってしまうこともあるのです。
自分から距離を作ってしまっている
もともと大人しくて人と関わるのが苦手なタイプの人は、自分の心の持ちよう次第ですぐに友達ができるかもしれません。
何でも話せる仲の良い友達・・・とまではいかなくても、誰かと少しでも話す勇気を持てば、そこから新たな発見があったり、自分に自信もつくはずです。
あなたは人と関われないのではなく、人と関わろうとしてこなかったという事に気付きましょう。
こちらから話しかけるのは勇気がいるかもしれませんが、あなたが友達を作りたいという気持ちでいれば、必ず仲良くしたいと思ってくれる人が現れるはずです。
相手は、聞き上手なあなたに心を開いてくれるはずですよ。
人と会話することに慣れていないと無表情になってしまいがちですが、それだと怖いと思われるので、出きるだけ笑顔を心がけましょう。
身なりが不潔
見た目が不潔な人、見た目がちょっと変わっている人は、内面も変わっている可能性があるため、人を寄せ付けない傾向があります。
例えばどんなに中身がしっかりしていても、まず人が寄って来なければ意味がありません。
見た目が汚い人、洋服がボロボロの人、近づくと嫌な臭いがする人は、他人から生理的嫌悪を抱かれやすくなってしまうのです。
また、特に女の人は清潔感を特に大切にする傾向があるため、要注意をしなければいけません。
もし自分の友達の身なりが不潔だったら、一緒にいたいと思えますか?
周りの目を気にせずに、一緒にお出かけすることができますか?
きっと多くの人は「できない」と答えるでしょう。ある程度の身だしなみは友達を作る上でもとても大切です。
異常にケチ
友達と遊ぶのにも、ある程度のお金が必要になりますよね。友達と食事に行ったり、友達と遊びに行けば、交通費や食事代がかかります。
交際費をケチると、一緒に遊ぶ友達は不快な思いをするようになってしまいます。
そのため、異常にケチで常にお金のことを考えている人は、周りの人が気を使うようになるため、次第に誘われなくなる傾向があるのです。
生活のために節約をすることは大切ですが、交際費をケチることはやめましょう。
自分の生活レベルに合った友達を選び、可能な交際費内で友達付き合いを行うようにすることが大切です。
お金より友達を優先しろとは言いませんが、お金と友達を同じくらい大切に考えられるようになれると良いですね。
友達より恋人を優先する
恋人がいない時には友達を、恋人ができたら恋人を優先する人は友達がどんどん離れていってしまいます。
中には友達と遊ぶ約束をしていたのに、恋人と時間が合うからといって友達との約束を断ってしまう人もいるのではないでしょうか。
恋人を優先して友達との約束を断るのなら、都合のいい人だと思われ、もう誘いたくないと思われてしまうようになることもあります。
恋人を大切にすることも大切ですが、同じくらい友達を大切にするようにしましょう。
自分に自信がない
自分に自信を持つことは、とても難しいことです。
しかし、自分に自信がなく、内向的な人間になってしまっては、なかなか友達を作ることはできません。
自分に自信がないことで、他人に積極的に関わっていくことができない。その場凌ぎの会話しかできない。となると、他人と本当の友情関係を築くことは難しいです。
内向的な人間になると言葉数が少なくなり、会話をしていても楽しいと感じてもらうことができなくなってしまいます。
せっかく友達になるのなら、明るくて会話が弾む人がいいと思いませんか?
内向的でマイナス思考の人と一緒にいても、心のそこから楽しむことはできませんよね。自分が一緒にいて、楽しいと思える人は、多くの人が友達になりたいと、思う性格をしているのです。
社会人で友達がいないメリット
友達がいない人は、友達が多い人と比べて損なことが多いと思われがちです。
しかし、世の中には「自分がしたい事や夢を実現させるため」あえて一人になることを選んでいる人もいます。
周りの雑音に左右されていたら、自分は前に進めない。そんな思いがあるからかもしれません。
友達といれば、楽しい時間が過ごせるかもしれませんが、それだけ気を遣うことにもなります。
自分に集中したい人にとっては、むしろ友達がいない方が得な事も多々あるのです。
ここでは、友達がいない人がどのような点でメリットがあるのか見ていきましょう。
- 無理せず自然体でいれる
- 軸のある人間になれる
- 自立した人間になれる
- オリジナリティーある人間になれる
- 自分が本当に「好きな事」が見えてくる
- かけがえのない「戦友」と出会える
無理せず自然体でいれる
友達がいない人は、関わる人が少ないので周りの人に気を遣うストレスがありません。
自然体でいられる人は、誰かを特別ひいきするという考え方もありません。
誰に対しても平等に接するので、それが魅力的にも見えるものです。
ありのままの自分でいる時に気が合う人と出会えれば、その後もお互い本音で語り合える硬い絆が生まれるでしょう。
それは、友達関係だけではなく恋愛でも同じことが言えます。
最初から自然体の自分を相手に見せて、そこを好きになってくれたなら、時間が経っても変わることなく良い関係が築けるはずです。
反対に、友達が多い人は色んな人と良好な関係を築こうとするあまり、自然体でいられなくなる時が多くあります。
相手のタイプに合わせて接し方を変えてしまい、自分の本音とは違うことを言うことも少なくありません。
そんな付き合い方をし続ければ、1人になった時にどっと疲れが出てきたり、本当の自分が分からなくなってくるものです。
友達がいなくても自然体でいられる生活と、友達が多くても気持ちに嘘をつきながら人付き合いを続ける生活。
あなたならどちらが良いですか?
軸のある人間になれる
友達がいない、もしくは少なくても軸がしっかりとしていて、自分に大切なものがきちんと分かっている人は、人生に迷いがありません。
中には、「自分のことしか考えていない人」と批判する人もいるかもしれませんが、それはその人自身が軸を持てていないコンプレックスからだと思います。
大抵の人は、軸がしっかりしている人は魅力的と思っているはずです。
そのため、誰に何を言われようと自分が信じているものがあるなら、それを貫き通しましょう。
「友達の人数が多い=幸せな人生」とは限りません。
協調性を重視する日本人が多いなか、自分はコレと決めているものがある自分に自信を持っていいと思います。
友達がいる人生は素晴らしいですし、楽しい思い出も増えていきます。
しかし、自分の軸がなくて、いつも相手によって意見が変わってしまうような人は魅力的ではありません。
本音で語り合えない関係の人と過ごしていれば、それは本当の友達とは言えないのではないでしょうか。
自立した人間になれる
友達がいない人は、人生で問題が起きるたびに真剣にそれに向き合い、解決方法を見つけていく力があります。
途中でサポートしてもらうことはあっても、最後は自分の力次第だという事を知っています。
人は支え合って生きていく生き物です。一人で出来ることは何一つとしてありません。
それでも、問題があるごとに友達に頼ると、つい愚痴をこぼすようになるので、友達は内心疲れます。事あるごとに文句ばかり言う人とは、あまり会いたくなくなり、結局疎遠になるでしょう。
友達に依存しすぎるといつまでたっても自己解決力が身に付かないままです。
愚痴ばかり言う人よりも、自分の力で前を向いていこうとする人の方が、よっぽど魅力的です。
オリジナリティーある人間になれる
友達がいない人は、嫌でも自分について考える時間が増えます。
自分が好きなものは何か、自分に似合うものは何かをきちんと分かっているので、ファッションにしても考え方にしてもオリジナリティーが生まれるのです。
そしてオリジナリティーがあるということは、想像力が豊かということにも繋がります。
想像力によって人を感動させるものを作り出せる可能性も広がりますし、誰も想像できないアイディアを思いつくことで、社会の中でも優れた人材として注目を浴びることもあるでしょう。
これではオリジナリティーではなく、誰かの価値観に自分を合わせているようなものです。
友達が多く周りに影響を受けやすい人は、自分が好きなものを考える前に「人から良いと思われるもの」を考える癖がついている傾向もあるようです。
自分が本当に「好きな事」が見えてくる
自分が好きなこと、やりたい事が見えないときに自分探しの旅に出る人はよくいますが、陥りやすいのが「旅をしてリフレッシュできただけ」ということ。
いつもと違う場所に行けば、気持ちが開放的になってストレスが発散できるのは確かですが、それに満足して自分の心に向き合うことなく帰ってくれば、旅をする前の自分と変わったとは言えません。
1人の時間が多い人は、普段から自分のやりたい事や好きな事を考える時間が増えます。旅などに出なくても、自分の心が本当に求めていることも自然と見えてきます。
一方、1人でいるのが寂しくて友達と常に一緒にいる人は、自分の心とじっくり向き合う時間が少なくなるので、自分自身について分からなくなってしまうから、とりあえず旅にでも出れば答えが見つかるんじゃないかと思うのです。
1人の時間が多い人は、自然と自分について考える癖がついています。
だからこそ、何かが起きた時にはいつも自分の心と向き合い、自分の軸を元に正しい判断ができるんだと思います。
かけがえのない「戦友」と出会える
社会人になってからは、ただ仲良くする友達よりも、お互いを高めていけるような関係の人と出会う方がとても大切になってきます。
心を許しあえるライバルのような存在の人がいた方が目標に向かって頑張っていけるはずです。乗り越えた時の達成感も味わえるでしょう。
例えば、スポーツ選手を見てみてもお互い友達同士という感じでプレーしていたら、きっと良い結果は出せません。
気が合う同士でも、友達ではなくチームメイトとして時には厳しく接する事も出来るからこそ、素晴らしいプレーに繋がるものです。
自分の考え方やライフスタイルにしっかり軸があり、するべき事が明確な人だからこそ、お互いが切磋琢磨し合える関係の人と出会えるのです。
「1人=孤独」とは思わずに、「1人だからこそかけがえのない仲間が得られる」と、ポジティブに考えてみましょう。
社会人で友達がいないデメリット
次に、社会人で友達がいない場合のデメリットを説明しましょう。
- 孤独感がある
- 恋人ができにくい
- 結婚式に呼ぶ人がいない
- 何か問題のある人と思われる
- 相談できる人がいない
- 共感してくれる人がいない
孤独を感じる時がある
社会人で友達がいないと、ふとした瞬間に孤独感を感じるものです。
携帯でLINEや電話がよく鳴る人を見ると、自分には誰からも連絡がないと思ったり、クリスマスの季節になると一緒に過ごす人が居ないと寂しく感じませんか?
普段、生活する分には寂しいと思うことはあまりないかもしれませんが、ふとした瞬間に心がぽっかりして、自分の周りには誰もいないのではないかと感じてしまう時がつらいでしょう。
恋人ができにくい
恋人がほしい、結婚したいと思っていても、紹介されることがないので恋人ができにくい傾向にもあります。
友達がいれば、飲み会や合コン、キャンプやBBQなどのイベントでたくさんの出会いがあるからです。
友達がいない人は、マッチングアプリや婚活パーティへの参加が最も近道でしょう。
しかし、マッチングアプリや婚活パーティに抵抗がある方もいるはずです。
悪い人に引っかかったり、高い利用料を請求されたりしないか心配な方は、下記記事を読んでみてはいかがでしょうか。
結婚式に呼ぶ人がいない
友達はいなくても、結婚できる人はいます。しかし、いざ結婚式を開こうと思っても、誰を招待しますか?友人代表の挨拶は誰にお願いしますか?
自分自身のことを深くしらない、友達と呼べるかどうか分からない浅い関係の人たちばかりを呼ぶのも気が引けます。
さらに、旦那様(または奥様)には呼べる友達が大勢いるのに、自分はいないとなると結婚式を挙げるか挙げないかでも揉めてしまうでしょう。
結婚式で、友人のふりをして参加してくれるサービスもありますが、なるべくは利用したくはないですよね・・・。
何か問題のある人と思われる
世間一般は友達のいない人を「ちょっとおかしな人ではないか?」「やっぱり変わってるからでしょうね。」と思ってしまうものです。
結婚式の件にでも言えますが、自分に招待する友人がいない場合、相手の両親にどう思われるか心配ではないでしょうか?また、友達がいないあなたは、会社の人たちにどう思われているのでしょうか?
本当は何も欠陥のない人であったとしても、「何か問題があるから友達ができない」と思われてしまうことは残念なことです。
相談でき、助けてくれる人がいない
仕事をしていて上司に理不尽なことを言われる、部下を上手に育てられない、嫌味を言う同僚がいる。
友達がいないと、そのような時に悩みを相談したり、愚痴を聞いてもらったりすることができません。
繰り返しになりますが、友達というのは、互いの意見を交換でき、互いに高めあうことのできる人のことです。
悩みや愚痴を聞いてくれて、アドバイスしてくれて、手を差し伸べてくれる友達が居れば・・・と思うことがあるのではないでしょうか。
共感してくれる人がいない
嬉しい!怒り!悲しい!楽しい!という時、誰かと一緒に同じ気持ちを分かち合いたいと思うことはありませんか?
感情を共有することで、楽しさは2倍・悲しみは半分になるものです。
もちろん、一人で感情にひたることも大切ですが、人と何かを分け合うということはとても素晴らしい価値があります。
「本当の友達」と呼べる人はどれだけいる?
SNSのおかげで色んな人と繋がりを持ちやすい時代になり、しばらく会わずに連絡も取らなくなっていた人とも繋がれる今。
自分が何か投稿して反応してもらうだけでも、なんとなく幸せ。「自分は友達がいる!」そんな安心感を覚える人も少なくないのではないでしょうか?
しかし、本当の友達とはそういう付き合いをする人たちの事なのでしょうか?
真の友達は互いを高めあい心許せる人
知り合いがたくさんいる人は、確かに友達が多いように見えますが、その友達一人ひとりとは、どれくらいの深さでつながり合っているのでしょう?
友達の人数が多いと、周りからスゴイと思われるから「友達の数=自信」につながるのかもしれませんが、もっと自分と友達との関係性に目を向けるべきです。
社会人になると自然と友達を増やすことが難しくなるものです。
学生時代の友達ともだんだん疎遠になると、自分には友達がいないんじゃないかという不安に押しつぶされてしまう瞬間は、誰でも少なからずあるでしょう。
だからといって、よく知らない相手ですら友達とカウントする必要は無いと思います。
あなたが一緒にいて安心できる人、素のあなたを見せれる人、互いを高め合える人。
そんな人が一人でもいれば、あなたには本当の友達がいることになるし、十分幸せなのです。
顔見知り程度の人しかいない
例えば、学生の時クラスが一緒だった人と街で偶然出会ったら、軽く近況を報告し合って、「またね」と言ってそれっきり。
顔見知り程度の関係だから、お互い休日に遊ぼうと声をかけることもなければ、結婚式に呼びたい友達リストにも載らない。そういう関係の友達って、意外に多いものです。
そんな顔見知りな友達ばかりだと、本当の友達が出来ないのは自分の性格が原因?と自分を責めたくある人もいるかもしれません。
確かに、毎週誰かと予定を入れて遊んでいる人は羨ましく見えると思います。予定もなくいつも一人行動をする自分が情けなく思うかもしれません。
しかし、友達がいないからこそ自分の趣味に没頭したり、目標に向けて頑張れたり、人間関係のストレスが少ないなどのメリットもたくさんあります。
友達の人数が自分の幸せに比例するとは考えずに、今の自分を受け入れてみましょう。
そうすれば、自然体でリラックスしているあなたが魅力的に見えて、自然と信頼しあえる友達が近づいてきてくれるかもしれませんよ!
友達を作るコツや方法
では、友達を作りたいなら、具体的にどのような行動や考えを持つべきでしょうか?
ここでは友達を作るコツをご紹介します。
自分から積極的に話しかける
まずはいろいろな人に、積極的に関わることを意識しましょう。人との関わりがなければ、友達を作ることはできません。
他人にアプローチをすることは、とても難しいことですが、勇気を出して自分から話しかける努力を行うことが大切です。
この時に、大切にしたいことは、明るく、元気に話しかけることです。
人に話しかけることが苦手な人は、鏡を見ながら、表情を確認してみるのもいいですね。
笑顔で話しかけることができれば、好印象を持ってもらうことができますよ!
清潔感を出す
清潔感を持つことは、人として最低限の身だしなみであり、とても大切なことです。
まずは鏡を見てみて、自分に当てはまらないかチェックしてみましょう。
身だしなみチェック
- 口臭、歯の黄ばみはないか?
- 髪はボサボサになっていないか?
- 洋服に汚れ、穴あき、色落ちなどがないか?
- 爪は全て切られているか?
- 耳の掃除はしてあるか?
- ヒゲはしっかり剃られているか?
- 化粧はしているか?
不潔感が漂っていると、内面が良くても人が寄ってこなくなってしまいますよ!
内面を見てもらえるように、まずは人が寄ってきやすい見た目にすることを努力しましょう。
ありのままの自分をさらけ出す
人と関わる時に、本当の自分を押し殺してしまう人は少なくありません。
しかし、本当の自分を隠したまま、信頼できる友情を築くことはできません。本当の自分をさらけ出せない友情は、自分自身が疲れてしまいます。
また、途中で本当の自分を出すことで、こんな子じゃなかったと思われてしまう可能性もあります。
真の友達を作りたいのなら、はじめから自分をさらけ出すことが大切です。まずはありのままの自分を知ってもらいましょう。
ありのままの自分をさらけだして、離れていった人とはもともと、真の友達になることはできなかったと、割り切るようにしてみてください。
ありのままの自分を、好んでくれる人は必ずいるはずです。
性格を見つめなおす
性格になんらかの問題がある人は、人が嫌われてしまう可能性があります。
人と関わる時に、自分の要望ばかりを押し付けてしまわないように、わがままで相手を振り回してしまわないように、細心の注意を払いましょう。
また自分では気がつかないこともあるので、誰かに何かを注意・指摘をされた時には「自分のために言ってくれている」と考えるようにすると良いでしょう。
このような考えを持てれば、相手の指摘を素直に受け入れることができるようになります。
指摘された時に、素直に受け入れることは、とても大切な事です。
すぐに性格を変えることは難しいですが、自分のペースで少しずつ改善できるように努力しましょう。
自分の欠点を把握しているだけでも、人と関わる時に注意ができることもありますよ。
笑顔を忘れない
365日、24時間笑顔でいることはできませんよね。辛い時、悲しい時には、笑顔が消えてしまいます。
しかし、そうではない時には極力笑顔でいる努力をしてみてください。
暗い人よりも、常に笑顔で明るい人の方に人が寄ってきますよ!
また、「ありがとう」「ごめんなさい」などの人と関わる上でも大切な言葉を忘れないようにしてみてください。
親し仲にも礼儀ありという言葉があるように、どれだけ近い存在の人にも、しっかりと感謝の気持ちや謝罪の気持ちを伝えることが大切です。
大人になるにつれて、忘れてしまいがちな大切な言葉を、一度初心にかえって思い出すようにしましょう。「ありがとう」や「ごめんなさい」と素直に言える人は、自然に人から好かれるようになりますよ!
友達がいないことは自分にとっても問題なのか?
このように、友達がいないことは一概に悪いことだと決めつけることはできません。
友達がいなく孤独力を持っている人は、自分をしっかりと持ち、より充実した人生を送ることができる可能性もあります。
それでも、友達はいないよりいた方が良いものですよね。
友達がいなくて寂しさを感じる、どうしても真の友達が欲しいという場合には、なぜ自分に友達ができないのか、ということをまずは見つめ直すことから始めましょう。
原因がわかったら、できるだけ改善する努力も必要です。原因を改善できなければ、いつまでたっても友達を作ることはできないのです。
また、友達が欲しいからといって焦る必要はありません。焦って友達を作ろうとしても、上辺だけの関係になりやすくなってしまいます。
焦らずに自分を磨き直せば、気がついた時には真の友達ができているでしょう。
また、いろいろな人と関わることを大切にしてみてください。多くの人と出会うことで、自分に合う人が見つかりやすくなります。
友達がいないからといって気を落とさずに、自分を見つめるいい機会だと考えるようにすることで、落ち込んだ心を癒すことができるでしょう。
自分の時間がたくさん取れるので、自分が好きな趣味に没頭して、スキルを上げてもいいかもしれませんね。
趣味に合った教室などに通えば、人と関わる機会を設けることができますよ!
友達がいない生活で不自由していなければ、わざわざ友達を作る必要はないのかもしれません。