iPhoneを使っている人にとって、Apple Watchの存在はちょっと悩ましいところです。とても魅力的なアイテムのような気がしますが、本当に自分にとって必要なのかどうかの判断が難しいところです。役に立つなら購入したいと思いつつ、ずっと迷っている人もいますよね。
そこで、ここではApple Watchはいるものなのか、それともいらないものなのか、メリットやデメリットを紹介しつつ解説していきます。購入検討中だけど、どうしても踏ん切りがつかないという人は、ぜひ参考にしてください。
Apple Watchにできることとできないこと
Apple Watchが最初に登場したのが2015年の4月です。そこから毎年9月にモデルチェンジが行われ、4代目となるApple Watch Series5が最新モデルとなっています。
発売当初はGPSを内蔵しておらず、電子マネーにも対応していないなど、未完成のガジェットという印象がありました。
ところが最新モデルは64bitに対応したことで処理速度が大幅に向上し、多くの人が待ち望んだスマートウォッチに進化しています。
最新のApple Watchの特徴
- 時計としての機能がある
- GPSを内蔵している
- Apple Payでの支払いができる
- iPhoneの通知が受けられる
- 常時表示Retinaディスプレイ
- Apple Watch Studioで、好きなケースと好きなバンドを組み合わせられる
- 素材が選べる
この他にもできることや便利な使い方がたくさんありますが、それについては後ほど詳しくご紹介します。
iPhoneにできなくてApple Watchだけができること
基本的には「iPhoneの機能の1部を取り出した腕時計」というのがApple Watchだと考えてください。
Apple Watchだけができること
- 心拍数の測定
- 利用者が転倒したときの緊急通報
Apple WatchにはiPhoneにはない心拍センサーを搭載しているので、心拍数の測定ができます(iPhoneでもできないことはない)。
またジャイロセンサーが搭載されているので、転倒したときに意識が戻らないようであれば、指定した連絡先に緊急通報を送ってくれます。
このようにApple Watchだからできることもあるのですが、多機能すぎて健康を購入している人には把握しきれないのが実情です。
そこで、これらの機能を踏まえた上で、Apple Watchを持っているとどんなメリットがあるのか、そしてどのようなデメリットが想定されるのかを解説していきます。
Apple Watchにできないこと
Apple Watchにできないこと
- 常に時計の表示はされない
- BluetoothでiPhoneの消耗が激しくなる
- 主にApple系のサービスしか使えない
- YouTubeを見れない
- Googleマップは使えない
- スマホ決済もAppleペイのみ
Apple Watchの種類
メリットとデメリットを解説する前に、Apple Watchの種類について簡単に説明しておきます。Apple Watchにはいくつかの種類がラインナップされています。
- GPSモデルとGPS+Cellularモデル
- 40mmサイズと44mmサイズ
- アルミニウムケースとステンレスケース
- スポーツバンドとステンレスバンド
- NikeやHermèsとのタイアップ
これらの違いによって、Apple Watch Series 4は膨大なモデルの中から選ばなくてはいけません。せっかく購入しようと思ったのに、そこで躓かないためにも、Apple Watchの種類について把握しておきましょう。
GPSモデルとGPS+Cellularモデルの違い
Apple WatchはSeries 2からは全機種GPS内蔵となり、Series 3からはSIMなしのGPSモデルと、eSIMを内蔵したGPS+Cellularモデルがラインナップされています。GPSモデルはBluetoothやWi-FiをつかってiPhoneと連携します。このため、iPhoneが近くにないと連携ができません。
ところがGPS+Cellularモデルは単体で携帯電話通信機能を備えているので、iPhoneなしでも電話を使うことができ、通知を受けることもできます。さらには、Apple Musicなどをストリーミング再生することも可能です。
より便利なのはGPS+Cellularモデルですが、本体価格が高く、月額の通信料金も発生します。さらにはiPhoneをdocomoやau、Softbankといった3大キャリアで契約している人しか利用できません。最近人気のMVNOでは契約できないため、MVNO利用者はGPSモデル一択です。
そもそもiPhoneを手にしていない環境というのが、ジムでのワークアウトやランニングをしているようなタイミングだけですので、そういうときでも電話を受けなくてはいけないくらい忙しい人でもなければ、GPS+Cellularモデルである必要はありません。
40mmサイズと44mmサイズの違い
Apple Watchには40mmサイズと44mmサイズの2つのサイズがあります。大きいほうがもちろん見やすいため、基本的には44mmを選んでおけば間違いありません。ただし、次のような人は40mmも検討する必要があります。
- 細身の方でファッションアイテムとして使いたい
- スポーツ時に使いたい
44mmのApple Watchは、かなり大きくて存在を主張します。腕が太くてがっしりとした人ならファッションアイテムとしても問題ありませんし、スポーツをするときに重さも気にならないかもしれません。
ところが、男女問わず細身の方が44mmサイズを選ぶと、見た目のバランスが悪くなります。
デザイン性の高いApple Watchなのに、必要以上に主張するのでアンバランスになってしまいますので、細身の方でファッションアイテムとして使いたい場合には40mmがおすすめです。
重さは4g程度しか変わりませんが、スポーツ中に使うと、44mmのApple Watchは、大きさも重さも少し邪魔に感じます。ランニングなどでの利用を考えているなら、40mmも検討しておきましょう。
アルミニウムケースとステンレスケース
Apple Watchにはアルミニウムケースとステンレスケースがあります。こちらはケースの違いだけでなく、アルミニウムケースはIon-Xガラス、ステンレスケースはサファイアクリスタルガラスといった、ガラス素材の違いがあります。
本体とガラスに傷がつきにくいのはステンレスケースですが、やや重たくて機動性に欠けます。アクティブに動き回る人はアルミニウム、そうではなくファッションアイテムとして使いたいのであればステンレスケースがおすすめです。
スポーツバンドとステンレスバンド
バンドはスポーツバンドとステンレスバンドがあります。ステンレスバンドは標準ではGPS+Cellularモデルのステンレスケースにしかありませんので、通常はスポーツバンドで問題ありません。
とはいえ運動時に着用することもなく、スタイリッシュにApple Watchを使いたいのであれば、ステンレスバンドがおすすめです。ただし、バンドは後から買い増すこともできますので、あまり悩まずに好みのものを選びましょう。
Apple Watch Nike+の特徴
Apple Watchには通常版だけでなく、ナイキとタイアップしたApple Watch Nike+がラインナップされています。通常版との違いは3点あります。
- 専用の文字盤
- 専用のバンド
- Nike Run Clubが最初からインストールされている
バンドは後から買い増せますし、Nike Run Clubも後からインストールできます。機能も価格も通常版と同じですので、ナイキが好きというのであれば、こちらも選択肢に入れておくといいでしょう。
Apple Watch Hermèsの特徴
Apple Watchはナイキだけでなく、エルメスともタイアップしています。こちらと通常版との違いは2点あります。
- 専用の文字盤
- 専用のバンド
Apple Watch Hermèsは高級感のある文字盤を選ぶことができ、さらにApple Watchで唯一レザーバンドを採用しています。これにより、Apple Watchに特別感が出ていますが、エルメスモデルということで、最も安いモデルでも通常版よりも9万円も高額です。
こちらは、高級志向な方のためのモデルと考えておきましょう。
Apple Watchのメリット
Apple Watchでできることと種類について把握したところで、次にApple Watchを購入することでどんなメリットがあるのかを解説していきます。かなり多くのメリットがあるため長くなりますが、簡潔にまとめておきますのでチェックしておきましょう。
電話ができる
Apple Watchは、iPhoneにかかってきた電話に出ることができます。GPS+CellularモデルならiPhoneが手元になくても電話に出られまし、掛けることもできます。ただしイヤホンを使っていないと周りの人に通話内容が伝わってしまいます。
このため、80%の人がApple Watchでは電話に出ず、着信の確認にしか使っていません。LINE電話も通知のみで通話はできませんので、メリットに感じるのは一部の人だけかも知れません。
iPhoneの通知を受けられる
利用者の多くが便利に感じているのは、iPhoneを取り出さずに様々な通知を受けられるということです。基本的にはiPhoneに表示できる通知は、すべてApple Watchにも表示できます。LINEやメールはそのままApple Watchで読んで返信することもできます。
さすがに長文の返信には適していませんが、定例文が用意されていますし、音声入力にも対応していますので、簡単な返信ならiPhoneを取り出さずにできてしまいます。
Apple Payの支払いが簡単になる
Apple Watchで最も便利で実用性の高い機能がApple Payです。これだけのためにApple Watchを買ったという人がいるほど便利で、人によってはライフスタイルが大きく変わります。Apple WatchのApple Payは、iPhoneと違って生体認証がいりません。
さらにSuicaを紐付けしておけば、電車に乗るときに財布や定期入れ、iPhoneなどを取り出す必要もなく、手をかざすだけで改札を通過できます。Apple WatchだけでSuicaにチャージすることもできますし、オートチャージに対応したクレジットカードとの紐付けもできます。
いずれもiPhoneで出来ることではありますが、iPhoneを取り出さず簡単にできるというのは思った以上に大きなメリットになります。
GPSランニングウォッチを購入する必要がなくなる
Apple Watchはランニングのログを取ったり、ランニングのペースや心拍数を表示したりできるため、GPSランニングウォッチとしての機能も兼ね備えています。
実際に普段のトレーニングやフルマラソンで使っている人も多いアイテムですが、Series 3までは最大5時間までしか使えませんでした。
ところがSeries 4からは最大6時間稼働するため、フルマラソンを5時間以上かけて走る人でも、マラソン大会でも利用できるようになっています。これにより、マラソン大会のためにGPSランニングウォッチを購入する必要がなくなりました。
iPhoneがなくても音楽を聴くことができる
Apple Watchは、iPhoneに保存してある音楽を聴くこともできますし、Apple Watchに保存してある音楽を聴くことも出来ます。
Apple Watch単体でも1000曲以上保存できますので、ランニング中やジムでのトレーニング中など、iPhoneがないような環境でも音楽を楽しめます。
その日の気分でバンドを選ぶことができる
Apple Watchの魅力としてデザイン性の高さが挙げられますが、バンドを簡単に交換できるため、その日の気分やファッションに合わせて、バンドを選ぶことができます。しかもバンドはApple以外からも、1000円以下のものから数万円するようなものまで発売されています。
他社のスマートウォッチの場合、ここまで多くのアイテムが揃っていることはありません。ファッションアイテムとして遊ぶことができるのも、人気が高いApple Watchならではのメリットになります。
健康管理が出来る
日本人は世界的に睡眠時間が短いと言われていますが、改善したくてもなかなか難しく、毎日寝不足で職場や学校に向かっている人も多いかと思います。ところが、Apple Watchを使うことで毎日の睡眠のログを取ることができ、睡眠の質を視覚化できます。
これまで「なんとなく寝不足」だったものが、何時間寝て、そのうちどれくらいが深い眠りだったのかがひと目で分かりますので「もっときちんと寝よう」という意識に変わります。
また、Apple Watchには深呼吸アプリというものがあり、このアプリに従って深呼吸を行うとリラックス効果を得ることができます。このように、アプリを使って手軽に健康管理ができるというのも、Apple Watchのメリットのひとつです。
安全に道案内してもらえる
Apple純正マップのナビ機能を使えば、目的地まで安全に道案内をしてもらえます。iPhoneのマップでも同じことができますが、その場合はスマホを見ながら歩くことになるので、人が多い場所などではとても危険です。
Apple Watchなら視界を遮りませんし、曲がり角近くになったら振動で教えてくれます。振動があったときだけ立ち止まって確認すればいいので、iPhoneを見ながら移動するよりも安全ですし、iPhoneと取り出す必要もないので、スマートに目的地にたどり着けます。
Siriを使えばより便利になる
iPhoneでもMacでもあまりSiriを活用していないという人が多いかもしれませんが、キーボードのないApple WatchはSiriとの相性もよく、上手に活用すればApple Watchの便利さがさらに増します。
- メッセージを送る
- 電話を掛ける
- 道案内をする
- タイマーやアラームのセット
- 計算
- スケジュールの追加
- 天気の確認
これらすべて音声だけで行なえます。もちろんiPhoneを取り出す必要もありません。watchOS 5以降では「Hey Siri!」と呼びかける必要もありません。Apple Watchを口元に持っていき、話しかけるだけでSiriが起動します。
Apple WatchでSiriを使うと、ちょっとだけ未来の世界を体験した気分になれますので、購入したらぜひ活用してみてください。
iPhoneのカメラを遠隔操作できる
iPhoneのカメラで自撮りしている人は、インカメラの性能に不満を感じていたり、ありきたりの構図になったりするのに飽きているかもしれません。だからといってアウトカメラでタイマー撮影をすると、狙った通りの写真に仕上げるのが難しいという問題があります。
そういうときにApple Watchを使えば、手元で構図を確認し、遠隔操作でシャッターを切ることもできます。セルフタイマーも使えますし、さらには写真をその場で確認することも可能で、スマートに記念撮影できます。
Macの自動ロック解除が出来る
普段使っているMacのセキュリティ対策として、スリープ状態の解除にパスワード入力をしなくてはいけない設定にしている人も多いかと思います。セキュリティのためとはいえ、頻繁に席を離れる人にとってはとても煩わしい作業ですよね。
ところがApple Watchを持っていると、Macに近づくだけで自動的にロック解除できるよう設定できます。Macユーザーだけしかメリットに感じない機能ですが、実際に利用してみるとその快適さに驚くことになるはずです。
正確な時間を確認できデザインも変えられる
Apple Watchで忘れられがちなのが時計機能です。他の機能が優れているので忘れられがちですが、Apple Watchは時間がズレることがありません。しかも、海外に行ったときにはiPhoneがインターネット接続されれば、自動的に現地の時間に合わせてくれます。
また、文字盤を簡単に切り替えることができ、さらには文字盤を自分好みにカスタマイズすることも可能です。少し面白い機能としては、時間を早めることもできますので、遅刻ぼうしのためにこれまでの時計でも早めに設定していた人は、Apple Watchで同じことができます。
iPhoneを探すことができる
Apple WatchはiPhoneと連携していますので、自宅や職場などでiPhoneが見つからないときには、iPhoneを呼び出すことができます。この操作はiPhoneがマナーモードになっていても音が鳴るようになっているので、近くにあれば確実に見つけることができます。
また、外出先でiPhoneを紛失したときも、iCloudで「iPhoneを探す」機能をオンにしてあれば、Apple Watchで位置を確認したり、遠隔ロックをかけたりすることもできます。MacやiPadでも同じことができますが、外出先でそれらがない場合には家に帰るまで確認できません。Apple Watchならすぐに、iPhoneの場所を確認できます。
振動で優しく起こしてもらえる
地味な機能ですがApple Watchの目覚ましは、音を鳴らさずにApple Watchを振動させて起こしてくれる機能があります。音がないと起きられないと思うかもしれませんが、振動がしっかりしているので、きちんと起きることができます。
- 音がならないので周りに迷惑をかけない
- 目覚めがスッキリとする
振動を使って起きるとこのようなメリットがあります。目覚まし時計のように家族を起こしてしまうという心配もなく、電車で寝過ごしてしまいそうなときも使えて便利です。しかも、目覚まし時計よりもスッキリと起きられますので、ぜひ使ってもらいたい機能のひとつです。
接触部がセラミックで金属アレルギーの人でも使える
Apple Watchはアルミニウムとステンレスのケースを使っていますが、肌に触れる裏蓋部分にはセラミックを採用しています。このため金属アレルギーの人でも、安心して利用できるというメリットがあります。
ただし、ケースそのものは金属ですし、バンドによっては金属がむき出しになっているものもあります。金属アレルギーが心配という人は、バンドの材質もよく調べてから購入しましょう。
Apple Watchのデメリット
メリットが多いApple Watchですが、もちろんデメリットもあります。購入してから公開しないためにも、デメリットについてもきちんと把握しておきましょう。
毎日充電が必要
Apple Watchを使っている人の最大の悩みは、毎日充電しなくてはいけないということです。駆動時間はフル充電でも18時間ですので、どうしても1日1回は充電が必要です。そしてフル充電には2時間かかります。
寝ている間に充電するという方法もありますが、そうなると睡眠管理や目覚ましとして利用できません。Apple Watchはこのようなとても悩ましい問題を抱えています。高機能で何でもできてしまうゆえにバッテリーが長持ちしません。
自分なりに充電のサイクルを見つけてしまえば、それほど問題はありませんが、毎日充電は避けられませんので、そのことは頭に入れておきましょう
壊れたときの修理代が高額
Apple Watchの保証期間内やAppleCare+の保証対象になっている場合には、無償で修理してもらえますが、対象外になったときに、Series 4のアルミニウムモデルでも、修理費に33,400円かかります。新品の価格が45,800円ですので、かなり高額です。
バッテリー交換も8,800円もかかります。高額な修理代を払いたくないのであれば、AppleCare+に加入しておく必要がありますが、こちらも8,400円かかります。このように、壊れたときやその対策に何かとお金がかかってしまうのが、Apple Watchの大きなデメリットになります。
集中して仕事や作業をしているとき通知が邪魔になる
購入当時はApple Watchを喜んで付けていたのに、短期間で売ってしまう人がいます。その理由として挙げられるのが「通知が気になって集中できない」というもので、連絡が頻繁に入る人ほど、仕事に集中できなくなってApple Watchを手放します。
もちろん、通知設定で邪魔にならないようにもできますし、通知をしないということもできますが、そうなるとApple Watchの魅力が薄れてしまいます。便利な機能ではあるものの、時としてそれを鬱陶しく感じてしまうというのもデメリットのひとつとして挙げられます。
1年で型遅れになってしまう
Apple Watchは毎年9月に新製品が発売されています。これからも同じように続くとは限りませんが、1年すると新しいモデルが出てしまい、すぐに型遅れになるというデメリットがあります。マイナーチェンジならいいのですが、フルモデルチェンジがあると見た目も古く感じてしまいます。
1世代前くらいならできることに違いはありませんが、発売時期を意識して購入しないと、買ったら数日後に新製品が発表されたなんてことになりかねません。購入するときには、周りのApple製品に詳しい人に相談するといいかもしれません。
価格が高い
Apple Watchは他社のスマートウォッチと比べると、価格がやや高額です。最も安いモデルでも4万円以上しますので、気軽に買えないという悩ましい問題があります。購入しても使いこなせなかったら無駄な出費をしたことになります。
だから、購入には慎重になってしまいますよね。そこで、次章ではApple Watchはいるのか、それともいらないのかについて、その判断基準についてご紹介します。
Apple Watchはいる?いらない?
Apple Watchのメリットとデメリットについてご紹介してきましたが、結局のところいるのかいらないのか判断までは、自分でできないという人もいるかと思います。そこで、最後にApple Watchを買うべきかどうかについての判断基準をご紹介します。
- 持っていると間違いなく便利
- 持っていなくても困らない
これがApple Watchという存在です。学校や職場にも「この人と一緒にいると楽しいし助かる」という人がいると思います。でも、その人がいないと困るかというとそうでもない。Apple Watchはそういう立ち位置にあります。
金銭面で問題ないのであれば、ぜひ手にしてもらいたいガジェットですが、生活が苦しいのに無理して買うものではありません。持っていないから損をすることもなく、ほとんどのことはiPhoneで出来てしまいますし、健康管理は数千円で売られている活動量計で事足ります。
でも持っていれば、Apple Watchのない生活なんて考えられなくなります。Apple Watchを使っているという満足感も得られます。これは他メーカーのスマートウォッチにはない魅力です。金銭面で問題ないなら、ぜひ手にしてもらいたいアイテムです。
まとめ
Apple Watchを買っても使いこなせないのではと、心配になって購入に踏み切れない人も多いかと思います。でも、Apple Watchがあるのとないのとでは、生活そのものが大きく変わってきます。1度手にすると便利すぎて手放せなくなるかもしれません。
ただし、絶対に持っておくべきものというほどではありません。iPhoneだけでも十分に便利ですし、iPhoneを手にする前と比べて、すでに生活が大きく変わったはずです。それをもうワンステップ踏み込んで、未来感のある生活にしたいかどうかが購入の決め手になります。
ただし、持っているだけでは何も変わりません。Apple Watchの持つたくさんの機能を積極的に活用して、もっと快適なデジタルライフを目指しましょう。