リア充の対義語「非リア充」!あなたはどちらですか?
どちらだっていいじゃないと思いつつも、内心気になってしまうリア充や非リア充の事。
もしかしたら、ここで紹介する非リア充の特徴に当たるという方は知らない間に非リア充生活なんてことも。
リア充の反対の非リア充、その意味や特徴を改めて紹介しますので、自分はどっちなんだろうと気になる方はぜひ参考にしてみてください。
非リア充とは?
SNS等が普及し、仕事や恋愛など現実生活が充実しているという意味の「リア充」という言葉が誕生しました。
非リア充は、字のごとくリア充の反対で、現実生活があまり充実していない人のことを指します。
リア充の対義語でもある非リア充ですが、主に人間関係においてコミュニケーションを苦手としている人に対して使われることが多いようです。
リア充を含め女子の間で利用されることが多い言葉ですが、非リア充に関してはオタク用語として使用されることもあります。
インドア(主に自分の部屋)でネットや本、ゲームをしたりしながら、一人で楽しんでいるイメージを持たれるのが非リア充です。
非リア充の8つの特徴
様々な形態の非リア充がいる中で、特によくあるかもしれない「非リア充」の特徴を8つほどご紹介します。
自分や周りの子に当てはまらないかチャックしてみるのも面白いかもしれません。
自分の部屋が大好き
非リア充の人間たちの生息場所は、基本「自分の部屋」です。
仕事をしている場合はずっといるというわけにもいきませんが、自分の部屋が何よりも大好きで、学校で友達とワイワイするよりも旅行にいって客室でくつろぐのよりも、「自分の部屋」がナンバー1であると思っています。
もちろん誰でも自分の部屋が好きだという面はありますが、非リア充の人間たちは「ここが一番私らしくいられる場所」と、恋人のように自分の部屋のことを思うのです。
自分の部屋にいれば、その空間には自分にとって都合の良いものが周りに置いてあり、まさに理想郷さながらです。
旅行や友達とランチやディナーなどに出かけて「リフレッシュしたい!ストレス発散するぞ!」という発想よりも、家でゴロゴロ自分の部屋で過ごした方が精神的にも体調的にも落ち着く……という方は少しだけ自分の非リア充度の認識をあげてみても良いかもしれませんね。
「私、非リア充」と自分から言う
非リア充の人間たちは、友人や久しぶりに会う知人などに「私は非リア充だ」とアピールします。先に自分でそのことに触れることであえてその話題を避けるように会話の流れをもっていき、そうすることによってさながら保身しているように、言い訳を作っているのです。
自分が非リア充であることをアピールすることで、他の友達と久しく会っていないとか恋人がいないといったような避けようのない事実の自己弁解としています。
非リア充であることは悪いことではありませんが、それを言い訳に自己弁解するのは少々見苦しい時もありますよね。
またこれは非リア充ではない普通の人(時にはリア充も)であっても、自分が恋人がいないといった時の言い訳としても持ち上げられる傾向があります。
これは自分自身をも、非リア充全体をも落としている行為といっても良いかもしれません。
仮想世界(ネット)が充実
非リア充の中でもこの一番幅を聞かせているのが、「ネット生活(非現実世界)が充実している」というタイプです。
インターネットは非常に奥深く、SNSやネット掲示板、オンラインゲームなどといったネットの世界であっても人との関わりが持てるものが数多く存在します。
それは様々な面で役立ち、たとえばSNSであれば普段会えないような昔の知り合いと連絡が取りあえたり近況を知ることができたり、オンラインゲームであれば様々な地域の人々が一同に会して普段知り合えないような人と一緒(ゲーム上で)に遊ぶこともできます。
インターネットがなかった時代では考えられないような様々なネットワークが確立され、あなたの世界自体も広がることが多いでしょう。
ですが、そのネットの海にずっぷりと足をつかってしまうと、そちらの世界での自分の割合や優先度があがってしまい、現実世界(リアル)のことを後回しにしてしまうという現象も起こりうるのです。
中には仮想の世界だしいっか……ということで自分をよく見せようとして、本来と違う自分を作り出してしまい、後々仮想世界の自分と現実世界(リアル)の自分との違いに悩み、葛藤してしまうことにもなりかねません。
大人数が苦手
普段、自分の部屋で自分の好きなことに時間を費やすことの多い非リア充さんたち。そんな彼らは、普段現実で話す際も家族や、せめて仕事場での会話が多いでしょう。
そうすることでだんだんと少人数での対話は得意なのに、人数が多くなると会話に入れなくなったり、あるいは入らなくてもいいやという気持ちに傾いてきてしまいます。
時には他の人が話しているのをただ聞いてるだけなんてことにもなります。
なので大人数での対話ではほとんど発言しなくなって、一緒に盛り上がることも時には億劫に感じてしまうことにつながっていきます。
そうやって大人数での会話における役回りを放棄していると、どうやって入っていこう?とかどこで相槌を打てば良いのかがわからなくなってしまって、苦痛になってきてしまいます。
最近大人数での話し合いに参加してないな……、最近大人数で遊んだりしてないな……というように思い返して状況を変えたい場合には、ちまたで話題の誰でも気軽に参加できるパーティーピーポー(パーティが好きで、よく行く人のこと)のように、そういった場に足を運んでみるのもおすすめです。
口で伝えるよりも文字の方が伝えやすい
非リア充さんたちは普段一人で、ネットをしたり、本を読んだり、ゲームをしたりと、それぞれの趣味に深く没頭しています。
そのため自宅以外で思いも寄らない話を振られたり、見も知らぬ人に話しかけられた際、その場を辛うじて繋いで身のない返事をしてしまい、あとから「あぁ言えば良かった、こう言えば良かった……」と後悔してしまうことが多いようです。
これが友人や家族などの親しい間柄であれば遠慮なく普段のありのままの自分の言葉で話し返すことができると思いますが、非リア充の人は見知らぬ人やあまり親しくない人であった場合にはそういう傾向が出てしまうことがあります。
誰かと「話す」というよりも、たとえば頭の中でしっかり熟考して考えた言葉や、ネットでパソコンのキーボードを弾いて画面の中で生み出される文字の方がより円滑で好む傾向がみられます。
例えば、求人やお問い合わせなんかも昔はコールセンターに電話をするのが主流でしたが、最近では「メール応募」や「チャットで相談する」といった文字中心の問い合わせを受ける窓口も増えてきました。
しかし、普段自分の理想として様々な考えを持っているわけですが、それを言葉にして行動にする場合にはやはりある程度の実践の場が必要です。
そんなに大きく考える必要はないものでもありますが、実際にそれを披露する機会の少ない非リア充さんたちは慣れていないがために現実世界でしどろもどろな感じになってしまい、自分の言いたいことをハッキリと伝えられないことがあります。
そんな時はちょっと余裕と自信を持って、しっかりと伝えられるようにしていけるのが理想的ですね。
恋の話が嫌いだけど耳年増(男性も含)
ある種の非リア充の人間たちの天敵「恋」のお話。普段そんな話しに興味がない、むしろ恋なんて興味ないという風を見せていても、実はネット、漫画、本、ゲームなど非現実から仕入れた恋の知識は豊富な様子です。影で「耳年増」と言われているかもしれません。
ただ恋愛は知識で語るものではないので、やはり実践経験や「恋すること」というのは大事なことです。なので友達に恋の相談をされても、的外れな返しをしてしまったりとドン引きされることもあるかもしれません。
恋愛は理想や妄想ではなく、現実問題と捉えられることができない場合は恋を語るにはまだ早いのかもしれません。
何故かリア充に対する葛藤がある
自分は自分である、自分が楽しいと感じることをやっている、というのはとても素敵なことです。
でも、心のどこかで、外で華やかに遊んでいたりたくさんの仲間たちと盛り上がれるリア充の姿に、なんとなく劣等感を感じてしまうことはありませんか。それは、非リア充であるサインかもしれません。
非リア充は、なぜか自分の楽しいことをしているはずなのに、リア充に対する一種の葛藤を持っています。
本当はその輪の中に入りたいのかもと密かに思ったり、そこに入っても自分が楽しいはずがないとモヤモヤした思いを持ってしまうのです。
それは確かにリア充の楽しそうな姿を見て感じる思いですが、そこは否定せずに受け入れても良いのではないでしょうか。
自分は自分だという意識を持ちながらも、他人の目を気にしたり、他人のすることが気になってしまうのはある程度はしょうがないことですよね。
自分に対しても、他人に対しても認めた方が気持ち的にも楽な方向へと向かうものです。
自分に自信がない
非リア充と呼ばれる人間たちの心理的な面では、この「自分に自信がない」ということが多数を占めるのではないでしょうか。
自分に自信がないことによって他人に遠慮したり、恋愛に消極的だったりとしてしまい、自分の殻(部屋)に閉じこもっている、という側面も考えられます。
自分の部屋に閉じこもっていれば、少なくともおおっぴらにあなたに意見する人はいないでしょうし傷つける人もいません。
安全パイを確保して部屋に閉じこもるのも時には必要ですが、それがずっと続くと逆に出て行けなくなってしまうということにもつながってしまいます。
そうするとゆくゆくは非リア充の最終形態に突入してしまうこともありますね。
そんな状況を打開する策としては、自分の部屋の中のいいところを存分に知ったのなら、今度は外の世界に出て外のたくさんの良いところを吸収してみたり、嫌なことも経験することで人生の刺激となります。
まずは同じ趣味を持つ人同士で会って話をすることから始めてみましょう。
非リア充は就職には不利なのか
世間からは少し離れた印象の非リア充ですが、就職の際には不利なのでしょうか?
仕事をするということについて、非リア充の不利なところと有利なところをそれぞれまとめてみます。
チームワークが必要な仕事は苦手
非リア充の人は仕事をこなす能力があっても、自分のペースで進めていくことが好きな傾向があるのではないでしょうか。
したがって、1つの仕事を分業して行うチームワークの必要な仕事はちょっと苦手かもしれません。
また、チームで仕事をするには、何かと人とコミュニケーションを取ることが大事になります。でも、非リア充の人は、面と向かって人と話をしたり、自分の意見を言うのが苦手という方が多く、スムーズに仕事を進めるには難があります。
とはいえ、苦手だからと避けるばかりでは社会人と成長できません。苦手なことを挑戦することももちろん大切なので、自分のできることと苦手なことを整理してみるといいかもしれません。
非リア充の得意分野を活かす
非リア充の人は分野はそれぞれ違いますが、好きな事については集中力が高いですし調査能力もあります。
ネットを経由すれば人の意見を聞くこともできますし、自分の意見をきちんということもできます。
仕事をする上での能力は十分にあるのですが、対人関係に自信が持てないということがあると思います。
対人関係を最小限にするためには、在宅ワークを検討してみるといいかもしれません。最近では職種が増えてきており、完全在宅、在宅と出社両方ありなど、勤務形態もいろいろです。
在宅でも出社でも、仕事通して自分に自信をつけながら、少しずつコミュニケーションの取り方に慣れていけるかもしれません。
非リア充だっていいじゃない!
さて、いろいろと非リア充の特徴やあるあるをまとめてお伝えしてきました。非リア充は人と接することが苦手なだけで、そこまで悪いものではありませんよね。
好きなことをして、好きなように時間を過ごすということは、非リアル充実と言われようとも、過ごしてる快適さや楽しさはリア充の方々と大差はないはずです。
人それぞれ楽しいことが違うように、非リア充とリア充の楽しさの傾向が異なるだけでその満足感は引けをとりません。
なのでそれが非リア充であるというのならそう呼んでいただいて結構という感じですが、中でも若干心理的に負担になりそうなポイントは修正してみても良いかもしれません。
例えば、自分に自信がない部分だったり、逃げに走ってしまっていたりする部分、劣等感を感じてしまう時がある……といったことが心当たりがある時は気をつけて下さい。
そういったマイナスの考えは、後々精神的にも悪影響になってくる場合があります。遊び方は人それぞれですが、とある側面が負担になってしまっては元も子もありませんね。
自分の部屋が好き!ネットが好き!好きなことが好き!そう心から言える非リア充を目指していきましょう。