自分の年代での転職は何回までOKだと思いますか?
将来的なキャリアを考えた時に、「何回まで転職できるか」は、人生プランでも重要な点です。
また、海外と日本では転職のイメージに差があるため、新天地をどこにするかでも選択が大きく変わります。
今の自分の転職回数に不安があっても、転職活動の平均回数とそれらに関する情報を、きちんと知っておくことが大切です。
履歴書や職務経歴書の書き方や面接での言い方ひとつで、自分の武器にもできます。
職務経歴書や面接での自己PRで好印象を与えられるように、準備段階からしっかりと知識を備えておきましょう。
転職回数の平均ってどれくらいが普通?
日本では、転職回数が多いとあまり良いイメージがついていないのが事実です。
では、平均的な転職回数は何回なのでしょう?
20代では0~1回・30代では1~2回
20代では0~1回、30代では1~2回の転職が平均的です。(参照:リクナビNEXT)
昔は「人生で3回」とも言われた転職回数ですが、時代とともにこの状況は大きく変化しつつあるようです。
終身雇用・年功序列・寿退社といった新卒入社から退職までを一社で勤め上げるような労働環境は減り、子育てが一段落して再就職活動をする女性も、今後さらに増加する傾向にあります。
労働環境が変化したことで、人はより自分に合った環境を求めるようになりました。
若い未経験者を中途で積極採用する企業も増え、中途採用マーケットが拡大したため平均年齢も上がり、35歳転職限界説も薄れてきています。
成長を続ける中国や経済大国のアメリカでは、「転職」する回数が多く、日本のようにマイナスのイメージはありません。
どちらかといえば、自己成長ができるので良いことだという文化です。
中国とアメリカの転職事情について詳しく知りたい方はこちらを読んでみて下さい。
転職率が高いのは、実力主義の現れとも言えます。中国は格差が大きく、同じ会社でも新卒時には月8万円程度だったのが、30代にもなると能力次第で100万円以上の給料を貰う人もいるほどです。
30代からが専門分野を固める時期と言われているので、それを目指して大学卒業後はいくつか転職を繰り返し、適性を掴みながら経験を積んでいくのが中国の転職スタイルのようです。
現在は経済の減速により、上海や北京などの都市部では転職市場の流動性が低くなり、定着率が上がるケースも出ています。
企業側も教育や研修に力を入れ、今までよりも長く勤めて貰えるように人材を育てる動きも出てきました。
11.3回というのは、18才から46才までの転職平均回数です。
日本の感覚では多いと感じますが、アメリカの労働市場では当たり前。かつては終身雇用制でしたが、もはやその影響がないために、世間的にも転職に悪いイメージはまったくありません。
それどころか、一社に長く勤務し続けていると「新しい環境に順応できない人?」「転職できる能力がないのでは?」という印象を持たれてしまうケースすらあります。
収入計算も、中途採用が当然で年功序列の影響もないので、年齢や勤続年数とは無関係に実力評価で行われます。
そのため、能力次第ではいつでも次のステップに進むことが可能なのです。必然的に全体の転職回数が多くなるのもうなずけますね。
しかし、現実は資格取得、能力磨きが欠かせませんし、もちろんコネクションを持つことも重要な要素です。
いつでもチャンスを生かせるように、日頃から努力しておくことが大切だと言えるでしょう。
転職回数が3回以上で採用が厳しくなる
年代別の転職回数と、採用側はその転職に対してどういう考えを持っているのかを見てみましょう。
転職サイトのリクナビネクストによると、転職経験ゼロの20代は全体の76%。1回が16%、2回以上が8%となっており、30代では転職経験ゼロは47%、1回は24パーセント、2回以上が29%となっています。
スキルアップや結婚・出産に伴い転職をする必要があることもあり、年齢が上がるとともに転職回数も増えるのは珍しいことではありません。
では、企業としては転職に対してどのような考えを持っているのか見てみましょう。
それに対して、「転職回数が1~3回でも気にする」という企業が10%、「3回から気にする」は一気に増えて40%です。
企業側の声としては、以下の通りです。
短期間で転職を繰り返す方は、入社いただいても長続きはしないと判断しています。ただし、4回転職しても明確な理由があれば特に問題にしません。【メーカー系(素材・医薬品他) 100~300人未満】
引用元: リクナビNEXT
転職回数よりも、各会社での在籍期間が気になります。各社、最低3年はいてほしい。そのため大卒で30代後半なら「5回までは有り」という計算です【不動産・建設系 1,000~3,000人未満】
引用元: リクナビNEXT
採用企業側は「転職回数がなるべく少ない」「できれば弊社が初転職」の応募者を望んでいると言えます。
どの企業でも勤続年数ができるだけ長く、かつ高い専門性を備えた若手を欲しいものですから、納得の結果と言えます。
それでも、むやみに転職をすることは控え、数少ない転職カードを有利に切れるようにすべきでしょう。
20代で転職回数が多いメリット
20代の皆さんは、勤続年数が少ないのに次々と転職することに不安があるのではないでしょうか。
しかし、退職するにはそれなりの理由があったでしょうし、20代なら転職回数が多いのにもメリットはあります。
企業へ対するPRポイントのヒントにもなるので、しっかりと自分ならどうアピールしていくかを考えながら読んでみて下さい。
- 人を見る目が養われる
- 良い会社かどうかを見極める力がつく
- 異業種や未経験職に挑戦する行動力がつく
- 順応性を高められる
人を見る目が養われる
職業にもよりますが、同じ会社で長期的に働く人と比べると、働く場所が変わるということは、出会う人数が多くなるということです。
色々な人と出会うということは、色々な意見を聞いたり、その人がどんな人なのかを考える機会がその分多くなります。
すると、自分の気づかぬうちに人を見る目が養われ、コミュニケーション能力を高めることもできます。
もしあるのなら、人を見る目が養われているということでしょう。
また、20代は社会人経験が浅いということもあり、企業側は過去の業績や実績より、どれだけのポテンシャル(潜在能力)を持っているかという点を見られます。
例え、転職回数が多くても、コミュニケーション能力がいかに高いかをアピールすれば、企業側に「今後大きな成長が見込める」と判断しされて採用となる可能性は十分に高いでしょう。
良い会社かどうかを見極める力がつく
就業規則や福利厚生、人材育成方法、人間関係などは会社によって十人十色。
転職が多い人は、そのさまざまな会社色を見てきたはずです。
つまり、多くの人と出会えるから人を見る目を養えることと同様に、良い会社なのかどうかを見極める力をつけられるのです。
定時で帰れるホワイト企業もあれば、サービス残業ばかりさせたり、パワハラ・モラハラ・セクハラが日常的にあったりするブラック企業も少なくありません。
転職回数の多いあなたも、きっと1度や2度はブラック企業に勤めてしまった・面接を受けたことがあるのではないでしょうか。
実は、ブラック企業というのは、評判や口コミで分かるだけでなく、HPで見る企業理念や代表の考え方や面接の段階で気づくことができますが、それは色々な企業に勤めて色々な企業を見るからこそ、すぐに身に付きやすいものです。
もしかしたら30代での結婚~育児・50代での親の介護などをきっかけに転職を余儀なくされる時が来るかもしれませんよね。
もし、その時になっても優良企業の見極めができず、ブラック企業に入社してしまえば、あなただけでなく家族も大変辛い思いをすることでしょう。
20代のうちにホワイト企業かブラック企業かを見極められるようになれば、転職の際に失敗しません。
異業種や未経験職に挑戦する行動力がつく
せっかく落ち着いてきた会社を辞めるというのは、なかなか勇気のいることです。
転職先が見つからなかったらどうしよう、見つからなかった時の収入はどうしよう、転職先でうまくやっていけるか・・・。
そのような多くの不安を払拭・解決させながら転職に成功してきたという「行動力」は、なかなか持とうと思っても持てないものです。
さらに、20代の転職というのは、企業側が「将来、戦力になってくれるかどうか」を基準として採用するというお話をしましたが、それは異業種へ転職しやすいということでもあります。
20代は30代以上と比べて伸びしろが大きいことを企業側も知っているので、異業種からの転職でも比較的採用されやすいからです。
一方で、30代以上で畑違いの仕事へ転職は、過去の実績やスキル等があるということを前提に、企業側は「即戦力になってくれる」ことを期待をしているがゆえに、入社も入社後もかなりハードルの高いものになるのです。
色々な経験が出来るのは20代の特権ですので、異なった職種へ挑戦したいのであれば、その行動力を活かしましょう。
順応性を高められる
転職回数が多いと、会社によって色々な風土や規則があることを知っています。
そのため、視野がとても広く、「職場はこうでなければならない」という固定概念がないので、どんな会社にでも順応することができます。
また、20代の転職であれば、転職先で先に入社している20代の人たちと在籍年数に大きな差がでないため、大幅なキャリアの差がありません。
キャリアの近い同年代の良きライバル・パートナーが居るのと居ないのでは、仕事に対するモチベーションもきっと変わるりますし、追い付くだけでなく、追い越すことだって十分にあり得えます。
だからこそ、勤続年数が短くても早く業務を覚えて実績を上げてきたり、積極的に行動しすることができるはずです。
そのような実績は非常に強いアピールポイントとなるでしょう。採用側は、適応能力が高く、早く戦力になることを求めているのです。
20代で転職回数が多いデメリットと解決策
心配なのは、20代にも関わらず転職回数が多いというデメリットについてではないでしょうか。
デメリットを把握することで、社会経験も浅いうちに転職をすることを採用側はどのように思っているのか、そしてそれに対する解決策も分かるようになります。
- 簡単に辞めると思われる
- 収入が上がりにくい
簡単に辞めると思われる
転職を何度も繰り返している人にとっては、最も避けられない心配ではないでしょうか。
しかし、企業側からすると、新しい人材を雇って一人前に育て上げるのは、多くの時間と費用を費やしなければなりません。
新人教育のために、戦力となる先輩社員や上長の時間を使うということ、社会保険や福利厚生費、毎月の給料など、新人ひとりを在籍させるのに、会社は年間800万円は費やしていると言われています。
また、転職エージェント経由で採用する場合、企業は応募者の月収の数倍もの報酬をエージェントに支払うケースもありますので、転職回数が多いと採用したとしても定着してくれるのかが不安になるのも理解できます。
早く辞められてしまうと、企業としては赤字になってしまいますので、忍耐力のある人を雇いたいと思うのは当然のことだと言えるでしょう。
そのため、前職を辞めた理由を企業が納得できるように伝えることが大事です。
退職理由を伝えるPOINT
- 前職の待遇の不平不満ばかり言わない
- 人間関係がこじれたことは言わない
- 前職で経験したことと今回の志望理由の一貫性を持たせる
ネガティブな発言は避け、ポジティブな言い方にするよう心掛けて下さい。
ネガティブからポジティブな言い換え例
「給料が低かったので退職いたしました。豊かな生活のためにも給料の高い御社で働きたいと思います。」だとネガティブですよね。
これをポジティブに言い換えるなら、「業績がトップだったにも関わらず、給料額は今後も上がらないということだったので退職することを決めました。自分の成果がしっかりと評価される会社で、思う存分上を目指して努力していきたい。」という内容にするのです。
収入が上がりにくい
社会人経験が浅く、実績もあまりないですし、年功序列型の企業ですと余計に給料アップは難しいです。
そのため、同じ年代の同僚に比べて、ずっと低い給料のままということ、更に前に勤めていた会社よりも収入が低くなる可能性だってあります。
しかし、20代にしかない知識の吸収率やポテンシャル、モチベーションでどんどんスキルアップをすることができますので、同僚を追い越す努力を怠らなければ、収入もどんどん上がっていくでしょう。
20代の中途採用者の強みを活かす自己PR
20代の転職となると、一社あたりの在籍期間が短いために、応募者自身がスキル不足や経験の浅さを気にしがちです。
しかし、20代の応募者は、若さならではの意欲や伸びしろなどの可能性を秘めていますし、企業もそれを求めています。
企業が何を求めているか、自分自信の強みは何かを踏まえた自己PRをしましょう。
20代のアピールPOINT
- 前職で得た経験・スキルをどのように活かせられるかをPR
- 入社したら、どのようなことで活躍していきたいかをPR
- 責任をもって仕事に取り組む姿勢をPR
- ポジティブな性格をPR
また、先ほどの企業の声にもある通り、納得できる転職理由があり、専門スキルや資格取得などの努力をする姿勢が認められれば、成長を見越しての採用も当然あり得ることです。
特に近年は若手の転職希望者に対し、「未経験者でも積極的に採用」とする企業も増えているので、採用企業のニーズに合ってさえいれば、挑戦する価値は充分にあります。
業界傾向や企業色をしっかりと研究してアピールすることが、転職活動を成功させるコツです。
初めから諦めたりせず、若手ならではの積極性をどんどん出していってください。
30代で転職回数が多いメリット
「この年からまた転職するのは不安だ・・・」という方もいるかもしれませんが、20代と比べて経験値が高いので、転職回数が多くてもメリットは十分にあります。
30代特有のメリットを知り、自己PRポイントにつなげていきましょう。
- 経験豊富で即戦力になるこをとアピールできる
- 人脈が豊富になる
- 独自の戦略案を提案しやすい
即戦力になるこをとアピールできる
30代にもなると、社会人経験が豊富ゆえに身についているものが多いです。
例えば、
- ビジネスマナー
- 実務経験
- 過去の実績
- 社員の統率力
- 高いコミュニケーション能力
などは、経験の浅い20代には得られにくいものです。
ビジネスマナーやコミュニケーション能力があるうえに「転職回数が多い=様々な業務の場数を踏んでいる」となると、それは大きなメリットになるでしょう。
企業側としても即戦力となる人材は喉から手が出るほど欲しいものです。
人脈が豊富になる
30代にもなると前職で幹部職であった方も多いでしょうし、営業・研修講師・受付など、転職を重ねることで人脈を広げられたのではないでしょうか?
人脈というのは時間をかけなければ広げられないものですし、あなたに人望があるというアピール点になるだけでなく、新しい会社で、新たな事業展開を提案・発展させられる可能性も十分にあります。
即戦力があるということを会社が評価してくれれば、統率力や信頼性があると判断され、新しい環境でも早いうちに幹部職へ手が届きやすいでしょう。
独自の戦略案を提案しやすい
今までたくさんの会社で勤めて得た知識を元に、新たな経営戦略・営業戦略・人事戦略などを提案することができるのは、転職回数が多い人ならではのメリットと言えます。
採用側は企業を成功させる人材を求めているわけですから、積極的に成功へ導く提案をする人材であれば転職回数が多くても快く採用するでしょう。
転職先というのは、あなたの持っている知識や経験を十分に活かせられる場所でもあるのです。
30代で転職回数が多いデメリットと解決策
30代の方は、20代と比べると社会人経験が長いため、1度や2度の転職を繰り返していてもおかしくないでしょう。
しかし、回数が多いとなるとデメリットになってしまいます。
そこで、これから転職する方へデメリットと解決策をご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
- 過去の実績を重視される
- 強いプレッシャーを感じる
- 年下が上司になる場合がある
過去の実績を重視される
20代とは違い、潜在能力うんぬんよりも過去の実績がどれくらいあるのかというキャリア重視の採用基準になります。
そのため、自信をもってアピールできるキャリアを持っていなければ厳しいかもしれません。
もし、自信をもってアピールできる業績が無かったとしても、今まで培ってきた知識や経験を活かして積極的に働ける姿勢を見せて下さい。
若い頃のように「色々とやってみたいから」だけではなく、過去の経歴や実績、実績から一貫性を見出して、キャリアとして積み重なる企業や業界を目指すといったような、説得力のある理由と武器となるスキルを持って、転職活動に臨んでください。
実績が無くとも、今まで経験してきたことや学んだことをいかに活かせられるかをPRしましょう。
強いプレッシャーを感じる
30代は経験豊富なだけに、「すぐに実績を上げるであろう」という企業側の期待値も大きく、プレッシャーを感じることが多々あるでしょう。
また、年下の同僚からすると「なんでもできる人生の先輩」という目で見られ、業務だけでなく人間関係に関しても色々と頼ってくることは珍しくありません。
そのため、20代で入社する時よりも強いプレッシャーがかかります。
しかし、周りからのプレッシャーや自分が抱える不安について考えるよりも、とにかく出来る仕事をすることが一番の解決策です。
そうすると、周りからの期待がプレッシャーだと感じるのではなく、頼りにしてくれることに喜びを感じるはずです。
年下が上司になる場合がある
30代で転職をすると、自分より年下の人が上司になることがよくあります。
勤続年数が長いとはいえ、自分より年下から命令されたり、叱られたりして、イライラすることがあるかもしれません。
でも、それはあなたが「この人よりは私の方が上だ」もしくは「私よりもこの人の方が劣っている」と心のどこかで思っているからでしょう。
しかし、業務経験としては年下上司の方が深く、学ぶことが多いこと、そして年下上司はあなたより人生経験を積んでいないので、人をうまく動かすための言い回しや表現力というのはまだ未熟だということを理解しましょう。
そして、人生経験豊富なあなたが、年下上司の「未熟だけれど一生懸命頑張っていること」を認めてあげることが大切です。
部下としてだけではなく、ひとりの人間としても陰ながら支えていけるように大人の接し方を心がけて下さい。
きっと、上司とあなたの関係性だけでなく、上司と他の人たちとのチームワークも上手くいくでしょう。
30代の中途採用者の強みを活かす自己PR
中途採用で最も求められる能力は、「業界知識」「即戦力」「経験」の3つです。
経験者採用枠であれば、転職活動を進める中で、これらは必ずジャッジされます。
そして、この3つを兼ね備えている人材が「有能」だと判断されるため、そこをアピールすれば良いのです。
30代のアピールPOINT
- 豊富な知識をどう活かすことができるかPR
- 即戦力になれることをPR
- 周りを統率できることをPR
- 過去の実績をPR
例え未経験者であっても、「関連知識」「対応力」「過去の経験を生かした応用力」が認められて採用に至るケースもあります。
採用企業は、転職によって得た知識や経験は何か、またそれらをどのように生かすことができるかを見ています。
今まで積み重ねた自分の力をどう役立てられるのか、じっくりと考えて着実にアピールしましょう。
転職歴があっても20代・30代ならではのメリットを活かしていこう
転職回数が多くても、あなたが採用企業にとって魅力的な人材であれば、必ずチャンスは訪れます。
企業が魅力的だと感じる20代とは「将来、戦力になる人」、企業が魅力的だと感じる30代とは「即戦力になる人」。
たとえ転職回数がマイナスと判断されようと、それを補って余りある能力を会社のために発揮できるとなれば、きっと良い結果が出るはずです。
転職市場が活発化している今を機に、自分自身の力で新たなキャリアを築いていきましょう。