【徹底比較】新電力おすすめランキング2020

光熱費を少しでも抑えるために、節電だけでなく電力会社の乗り換えをしようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

電力自由化から数年が経過し、多くの企業が電力販売事業に参入してきました。しかし、新電力を1社ずつ比較検討するには、数が多すぎるため時間がかかります。

人によっては既存の大手電力会社の方が、安定しているイメージ・問題無く利用できるといった理由から、乗り換えを諦めているかと思います。

そこで、ここでは新電力おすすめランキングと題して、料金やサービス・評判などからおすすめの新電力をランキング形式で5社ご紹介します。また、新電力と大手電量会社の違いやメリット・デメリットも解説するので、電力会社の比較検討時にも参考にしてみてください。

新電力おすすめランキング

電気料金プランの分かりやすさや安さなどを軸に、新電力のおすすめランキングとしてご紹介します。

また、ランキング形式で紹介していますが、新電力は1人暮らしや4人暮らしなど人数によっておすすめの電力会社は変わります。

新電力の料金プランだけでなく、どのような生活スタイルに合っているのかも確認しながらおすすめランキングを確認していきましょう。

あしたでんき

おすすめの新電力1位は、あしたでんきです。電気料金プランはシンプルですので、初めて乗り換える方にも分かりやすい内容です。

たとえば電力量料金は1段階の固定タイプと、大手電力会社とは違います。

乗り換えメリットを得られる方は、毎月の電力使用量が700kWh以上と非常に多い場合や、300kWh以上の一般的な3人や4人家族などが考えられます。

1おうちプラン:300kWh以上向け
  • 基本料金0円
  • 電力量料金1段階
2たっぷりプラン:700kWh以上向け
  • 基本料金3,000円
  • 電力量料金1段階
料金プラン例
おうちプラン 東京電力エリア、電力量単価26円

また、営業エリアは全国に対応しているので、居住地域に限らず契約できるのも魅力です。

電力使用量の多い3人や5人家族以上の方は、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

\1番おすすめ/

Looopでんき

おすすめの新電力2位は、Looopでんきです。Looopでんきは基本料金0円のシンプルな電気料金で、家庭用プランだけでなくビジネス向けのプランも用意しています。

電気料金単価は、おおよそ30A以上・毎月300kWh以上の場合に、電気代が安くなる設定となっているのが特徴です。

1おうちプラン(家庭向け)
  • 基本料金0円
  • 電力量料金1段階
2ビジネスプラン(電気をたくさん使用するご家庭・商店向け)
  • 基本料金0円
  • 電力量料金1段階
3動力プラン(マンションや中型以上の店舗向け)
  • 基本料金あり
  • 電力量料金(夏季とその他の季節で異なる)

一般家庭はおうちプランがおすすめです。

料金プラン例
おうちプラン 東京電力エリア、電力量単価26.4円

営業エリアは全国対応で、最も高い電力量単価は北海道電力エリアの29.5円で、最も安い電力量単価は北陸電力の21.3円です。

アンペア数40A以上で、毎月の電力使用量が300や500kWh以上のご家庭の場合は、乗り換え候補に入れてみるのもいいでしょう。

シン・エナジー

シン・エナジーは、北海道を除く全国で利用できる新電力で、従来の電力会社を基準に誰でも必ず安くなる料金プランが特徴です。

特に1人や2人暮らしなど電気をあまり使わない家庭でお得に利用でき、電気代の支払いでJALのマイルが貯まったり、電気使用量をWEBで細かく見れるなどのサービスも好評。

1きほんプラン
  • 基本料金0円
  • 月々の使用量に応じて電気料金単価が変わる
2生活フィットプラン
  • 基本料金0円
  • 電気を使う時間・曜日によって電気料金単価が変わる

ENEOSでんき

ENEOSでんきは電気料金プランの主な特徴は、電力使用量の多い方やENEOSユーザーに対して、お得なサービスといえるでしょう。

また、電気代を安くできるケースは、あしたでんきなどと同じく30から40A以上で、毎月300kWh以上のご家庭を中心にしていますが一人暮らしなども含まれています。

公式サイトに比較・計算ツールがあるので、契約前に現在契約しているプランと比較してみましょう。また、従量電灯と比較した場合に電気代を安くできる計算ですので、オール電化や深夜帯以外の従量電灯制プランを契約している方におすすめです。

電気料金プランは関東エリア専用と、3エリア版の2種類に分かれています。

関東エリア版
 東京Vプラン(家庭向け):基本料金あり、電力量料金3段階
 東京動力プラン(事業者向け):基本料金あり、電力量料金は高圧プラン

エリア共通版(東北エリア・中部エリア・関西エリア)
 B/Cプラン: 基本料金あり、電力量料金3段階
 動力プラン: 基本料金あり、電力量料金は高圧プラン

ENEOSでんきはENEOSカードで支払うと、ガソリン代や灯油代を割引できるので、電気料金だけでなく燃料代も節約できますよ。

\1番おすすめ/

HISでんき

HISでんきの大きな特徴は一人暮らしの方なども電気代を安くできる可能性があり、プラン数も多いところです。

HISでんきの電気料金プランは、他社と違い20Aと少ない「ウルトラ20」シリーズを用意しています。20Aは基本的に1人暮らしや2人暮らし世帯が選ぶアンペア数で、東京エリアでは、東京電力よりも基本料金10円程安いのが強みです。

HISでんき 東京電力
基本料金 572.00円 560.56円
電力量料金(120kWhまで) 19.88円 19.48円

東京エリア
 従量電灯Bウルトラ20~60東京:基本料金あり、電力料金3段階
 ママトクプラン(従量電灯B): 基本料金あり、電力料金3段階
 従量電灯C5(事業者向け): 基本料金あり、電力料金3段階
 HIS旅トクコース: 基本料金あり、電力料金3段階

ママトクプランは、夜間(19~21時)や早朝(6~8時)の電気料金が無料になる、育児や家事が忙しいご家庭向けプランです。

また、旅行会社ということもありHIS旅トクコースでは、旅行回数に応じて基本料金が割引される独自プランも用意しています。旅行好きな方にもメリットのある電力会社ですよ。

ちなみに営業エリアは全国対応ですので、東京以外にお住みの方も申込み・契約できます。

電気料金プランのバランス

新電力と大手電力会社10社の主な違いは、電気料金プランの方向性やバランスです。

電気を使用する環境は、人によって変わります。

  • 一人暮らしで日中は家にいないため、電気を使用しない時間が多い
  • 4人暮らしで子どもが午後には家にいるため、比較的電気の使用量が多い
  • 六人暮らしで、夜間に電気を使用することが多い

そして既存の大手電力会社10社は、特定の生活状況の方達に向けて電気を供給している訳ではありません。そのため、金額・契約内容はバランス重視です。

一方新電力の場合は、既存の大手電力会社では電気料金負担が大きいと感じる方に向けて、特定の生活スタイルを想定してプランを作成・提供しています。

たとえば、新電力の中には一人暮らし向けの電気料金プランや、電気使用量の多い家族向けプランなど特化型のサービスが基本です。

送配電網は大手電力会社のみ

新電力と大手電力会社は、送配電網に関する大きな違いがあります。2019年時点で電力の小売り事業と発電事業は自由化されていますが、送配電に関する事業は既存の大手電力会社10社のみにしか許可されていません。

新電力 発電事業と小売り事業のみ
大手電力会社10社 発電・送電・配電・小売り全て許可されている

そのため、新電力は大手電力会社が生産・設置した送配電を利用しながら、電力の小売り事業を展開しています。また、電力の安定供給は、大手電力会社が担っているともいえます。

大手電力会社を利用するメリット

新電力の比較検討をするためには、大手電力会社のメリットも知る必要があります。なぜなら大手電力会社のメリットを知ることで、各新電力のメリットや独自性も理解できるからです。

大手電力会社を利用するメリット

  • 乗り換えていない場合は乗り換える必要が無い
  • 事業が安定している
  • 大手電力会社のプランが合っているケースもある

乗り換えていない場合は乗り換える必要が無い

大手電力会社を利用するメリットは、乗り換えるための準備や手続きの必要がないことです。特に今まで新電力に乗り換えたことがない方にとっては、現状維持が楽と感じるところです。

もちろん電気料金プランが合っていない場合は、費用面でデメリットかもしれません。しかし、「電気料金を1円でも安くしたい」・「とにかく新電力に変えたい」といった要望が無ければ、大手電力会社で契約を続けることも良い選択肢といえるでしょう。

事業が安定している

大手電力会社は元々国営企業ということもあるため、民営化した現在でも非常に大きな企業です。また、発電・送電・配電・小売りの4事業を自由に展開できるため、事業の安定性という面でも強みがあります。

新電力は必ずしも大手企業が参入している訳ではありませんし、競合企業が多いため場合によっては撤退企業も出てくる可能性があります。一方大手電力会社の場合は、国のバックアップもありますし、4事業を担っているため倒産ということはありえないでしょう。

合併などの可能性はありますが、倒産してしまうと送配電・発電を含む多くの事業・インフラが完全停止してしまうので考えにくい事象です。

つまり大手電力会社に契約していれば、契約終了リスクは考える必要がありません。

大手電力会社のプランが合っているケースもあ


人によっては大手電力会社の電気料金プランの方が、合っている・コストパフォーマンスが良いケースもあります。

当たり前ですが新電力の方が100%優れている訳ではありません。大手電力会社はプランが多く、新電力のようにガスと電力をセット販売始めている電力会社もあります。

また、東北電力では冬の電力使用量増加に合わせて、降雪時期の電気料金を抑えたプランも提供しています。(融雪プランなど)

新電力に乗り換えることで、必ず電気料金を安くできると安易に考えず、自分や家族にとって何が適切か慎重に検討した上で乗り換えるか決めましょう。

大手電力会社を利用するデメリット

大手電力会社を利用することによって発生するデメリットは、基本的に新電力のメリットと表裏一体です。

つまり新電力が合っている方にとっては、大手電力会社は合わない可能性もあります。まずは自宅の電気利用状況を確認した上で、乗り換えを行うか考えましょう。

大手電力会社を利用するデメリット

  • 電気料金プランが合っていない可能性がある
  • さまざまなサービスとのセットプランや割引プランは少ない傾向

電気料金プランが合っていない可能性がある

当たり前ですが大手電力会社の電気料金プランが、合っていない方も存在します。

  • 一人暮らしであまり電気を使用しないため、2段階プランは不要
  • 電気を常に使用しているため、もっと単価を抑えて欲しい

他にもさまざまな事情の方もいるかと思いますが、電気使用量が極端に少ない・多い場合は新電力へ乗り換えるメリットが多い可能性もあります。

まずは電気料金の明細や1日の生活を振り返り、乗り換えメリットがあるのか、大手電力会社の電気料金プランでは割高になっているのか確認しましょう。

さまざまなサービスとのセットプランや割引プランは少ない傾向

最近では大手電力会社も割引や、サービスを増やしています。しかし、新電力はIT・旅行・その他業種から参入している事例が多く、大手電力会社では実施できないサービス・セットプランも存在します。

たとえばHISでんきは、旅行会社HISが運営している新電力会社で、旅行サービスとのセットプランや特典を提供しているのが特徴です。

東京電力は、ポイントサービスや東京ガスとのセットプラン、優待券(2019年11月時点ではすかいらーくグループの優待券)プレゼントなどを提供しています。

どのようなサービスをメリットと感じるかは人によって違うため、各電力会社の特典やセットプランを複数比較検討してみるのもおすすめです。

新電力を利用するメリット

新電力を利用するメリットは、大きく分けて2点です。1つは電気料金に関することと、もう1つは新電力独自のサービスを受けられるところです。

メリット

  • 電気料金を安くできるケースもある
  • 新電力独自のサービスを受けられる
  • 電力供給は大手電力会社と同じく安定している

電気料金を安くできるケースもある

新電力へ乗り換える主なメリットは、電気料金を安くできることです。電力消費量が多い時間帯や消費量によっても変わりますが、乗り換えることで電気料金を抑えられるケースもあります。

たとえばHISでんきは、電力消費量の少ない世帯や一人暮らし向けの方にとってお得な電気料金プランを用意しています。つまり、電力消費量が常に少ない場合は、大手電力会社と契約するよりも安くできるプランです。

一方あしたでんきは、基本的に電力消費量の多い世帯に向けてプランを作られているの特徴です。仕組みとしては電力消費量が増えた場合に、大手電力会社の電気料金よりも安くなる単価で設定しています。

新電力は企業によって、電気をあまり使わない方と電気をたくさん使う方に向けて、2パターンの方向性でプランを提供しているのが特徴です。

そのため適切に電気料金プランを選べば、電気料金を安くできます。

新電力独自のサービスを受けられる

新電力市場は、競合企業との差別化を図るために、独自サービスや割引サービスなどを提供している点にも注目です。

電力自由化によって大手電力会社も割引サービスなども提供していますが、新電力はさらに独自性の強いサービスを用意しています。

たとえばENEOSでんきでは、電気料金の支払い方法にENEOSカードを選ぶと、ガソリン代の割引やポイント付与サービスを実施しているのが特徴です。このように電力事業以外の事業との連携は、新電力独自のサービスといえるでしょう。

電力供給は大手電力会社と同じく安定している

新電力会社が展開できる事業は、発電事業と電力の小売り事業のみです。電力供給に重要な送配電については許可されていませんので、既存の大手電力会社のシステムを利用しています。

ですので、新電力へ乗り換えたからといって、停電しやすくなったり電力供給が不安定になったりといったことはありません。また、以下のような事象が起きた場合は、既存の大手電力会社に切り替わるため万が一の状況でも電力供給が途絶えません。

  • 新電力事業の撤退
  • 新電力会社が運用管理している発電所が停止

新電力へ切り替わるのは、基本的に小売り=電気料金などのサービスですので、電気料金プランや割引などに注目しましょう。

新電力を利用するデメリット

新電力を利用するデメリットは、電気料金を安くできない可能性や契約内容に関することが中心です。

デメリット

  • 電気料金プランが合わない可能性
  • 契約内容が合わない可能性
  • 新電力会社の撤退リスク

電気料金プランが合わない可能性

新電力に乗り換えることで、必ず電気料金を安くなる訳ではありません。新電力の電気料金プランは、各企業によって方向性や内容が異なります。

一般的に以下の2パターンのどちらかに特化しているため、生活スタイルや電気使用量と電気料金プランが合っていなければ、新電力でも割高になってしまう点に注意が必要です。

たとえば、電気使用量の観点から見ると、以下のように分けることができます。

1電気使用量が少ない方に合った電気料金プランがある

ENEOSでんき、LOOOPでんきなど

2電気使用量が多い方に合った電気料金プランがある

あしたでんきなど

つまり、これまでの電気使用量や使用時間帯などを把握した上で、自分や家族に合った新電力を選ぶことが電気料金を安くするために必要ですよ。

契約内容が合わない可能性

各新電力会社は契約内容に一部違いがあるため、事前に1つ1つ確認しておくことをおすすめします。

主な違いとは、解約金の有無や支払い方法などです。新電力によっては契約期間を定めていて、期間内に解約すると違約金を支払わなければいけない契約もあります。

ただし解約金は2000円前後と比較的安価ですし、解約金なしの新電力もあるので大きなデメリットではありません。

支払い方法については、特定のクレジットカードのみにしか対応していないケースもあり、新たにクレジットカードを作成しなければいけないこともあります。

デメリットというよりも新電力の支払い方法や解約金には違いがある点を把握し、契約内容をしっかり確認することが大切です。

新電力会社の撤退リスク

新電力会社の中には、想定よりも契約数が増えない場合や経営方針の変更から、撤退・サービス終了するケースもあります。

2019年11月時点では、多くの新電力がサービスを継続しているので、現実的に考えにくいリスク・デメリットです。

ただ、新電力は大手電力会社よりも事業規模が小さいことが多いため、他の新電力へ乗り換えたり大手電力会社へ戻ったりする可能性も想定しておきましょう。

新電力へ乗り換える際に注意すること

大手電力会社から新電力へ乗り換える場合は、メリットもある一方で契約内容や電気料金プランで注意点もあります。

また、「新電力へ乗り換えたい気持ちはあるけど、1段階や2段階などシステムが違う・・」、「電気料金プランを比較してみて電気代を安くできるかもしれない、けど何か見落としていないか心配・・」といったこともあるかと思うので、特に注意すべきポイントを説明します。

乗り換える前に電気使用量やアンペア数を確認する

乗り換える前に電気代の明細書を確認して、現在契約しているアンペア数や電量消費量・電気代を整理しておくことが大切です。
ちなみに、2と3の間に明記されているものが、現在契約しているアンペア数とプランになります。なお4の上にある金額は、支払う電気料金です。
出典:ほくでん

たとえば消費電力が少なく20Aや30Aを契約している場合は、新電力よりも大手電力会社で契約したままの方が良い場合もあります。また、反対に消費電力が多く、電力量料金300kWh以上の場合は新電力へ乗り換えることで、電気代を安く抑えられる可能性があります。

ただし最近の新電力には、一人暮らしや電気をあまり使用しない・節電しているご家庭向けのプランもあるので、アンペア数や電力単価を現在契約しているプランと比較してみましょう。

電力量のシステムも確認するべき

電気料金やアンペア数も比較した方は、電気料金システムの電力量の取り扱いについても確認してみましょう。

既存の大手電力会社の電気料金プランは、基本料金+電力量(3段階)を軸に計算しています。

新電力の場合は、基本料金0円で電力量料金のみのプランや、1段階の電力量料金で提供しているのがほとんどです。そのため、単純に比較できないこともあるため、各項目で計算するのではなく合計料金・電力消費量のパターン別に調べてみましょう。

特に電力量料金が多段階の場合は、消費量ごとに電気料金の変動が異なるため、あまり使用しない時と使用量の多い時に分けて考えるのがおすすめです。

例:
東北電力:従量電灯B LOOOPでんき:おうちプラン
基本料金 あり なし
従量料金(電力量) 3段階 1段階

東北電力
 従量電灯B:基本料金電力量120kWhまで、120kWh越え300kWhまで、300kWh以上の3段階
 基本料金:アンペア数に応じて変化、330円~1980円
 電力量料金:18円58銭・25円33銭・29円28銭

LOOOPでんき
 おうちプラン:基本料金0円(なし)、電力量1段階
 電力量料金:地域によって変化、21円3銭~29円5銭

新電力と大手電力会社どちらがおすすめ?

新電力と大手電力会社の違いや、各メリット・デメリットについてある程度理解できたかと思います。しかし、結局どちらがおすすめなのか判断できず、悩んでいる方もいることでしょう。

どのようなご家庭・人が新電力に向いているのか、大手電力会社に向いているのかご紹介していきます。

新電力がおすすめの人

新電力がおすすめの人は、以下のような状況で電気料金プランの変更を検討しているパターンです。

  • 毎月電力量単価が3段階目まで上がる程電気を使用している
  • アンペア数が40A以上で契約している

基本的に電力消費量の多い世帯の場合は、新電力に乗り換えることで電気代を抑えることができます

なぜなら新電力の多くは、アンペア数が高い場合の電力量単価を安く抑えているためです。

もし、一人暮らしや電力消費量の少ないご家庭の場合は、10Aや20Aの電力量単価で比較しましょう。

大手電力会社がおすすめの人

大手電力会社がおすすめの人は、以下のような状況で電気料金プランの変更を検討しているパターンです。

  • オール電化住宅に住んでいる
  • 従量電灯以外のプランを契約していて問題が少ない
  • 一人暮らしやアンペア数10Aなど消費電力が少ない場合

大手電力会社は、オール電化住宅向けのプランを用意しています。また、深夜帯・早朝の電力量単価を抑えたプランや、夏季向けプランなど種類の豊富さも魅力です。

新電力の中にも時間帯ごとに分けたプランもありますが、基本的に従量電灯制をベースにしています。

特にヒートポンプや太陽光発電設備などに対応したオール電化住宅向けプランを契約している場合は、大手電力会社のままにした方がいいでしょう。

また、一人暮らしや10Aなど低いアンペア数で契約している場合は、消費電力の少ない方向けの新電力に乗り換えられるよう、慎重に比較検討するのが大切です。

おすすめの新電力は生活状況や重視するポイントによって変わる

新電力のおすすめランキングや、メリット・デメリットを紹介しましたが、人によっておすすめのプランは異なります。

大切なポイントは、新電力が提供しているプランの方向性と特徴を理解することです。新電力は大手電力会社と違い、一人暮らし向け・大家族向け・電気をよく使う方向けなど、何かに特化しています。

そのため今回ご紹介したおすすめランキングと、メリット・デメリットを参考にしながら新電力を検討してみてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする