水をたくさん飲むことで期待できるメリット【健康効果と体質改善】

普段あなたが何気なく飲んでいる水。身体の中でどんな役割を果たしているかご存知ですか?身体の60%は水分が占めています。そして体内の水分には身体の中での大切な役割があるため、意識的に補う必要があります。

水分を摂るタイミングは「喉が渇いたときだけ」という人もいるかもしれませんが、それがちょっとした身体の悩みの原因になっているかもしれません。

そこで、ここでは水分補給の重要性を知ってもらうために、「水を飲むことで得られる6つの体質改善」と、それに繋がる水の役割についてご紹介していきます。

水をたくさん飲むメリット

大抵の人は喉が渇いたらときに水を飲みますよね。でもそれでは1日に必要な水分摂取量を補うことはできません。一般的に1日に必要な水の摂取量は、約2〜2.5リットルと言われています。

それはなぜかというと、健康状態が良好な人は1日の生活の中で、約2〜2.5リットル相当の水分が体外に失われてしまうからです。

そんなにもどこで失ってるの?と思うかもしれませんが、呼吸、発汗、排尿、排泄などを積み重ねるとそれだけの水分損失になります。

逆にいうと約2〜2.5リットルの水分が老廃物として、体外に出て行かないようだと身体に何らかの不調が出ている可能性があります。

ただし、排出量の少なさは1日に必要な水分をしっかり摂取することで改善できますし、それによって下記のような体質改善が期待できます。

期待できる体質改善

  • 目や口、鼻孔に潤いを与える
  • 体内に栄養分と酸素を運ぶ
  • 老廃物を体外に出す
  • 喉の渇きを抑え、満腹感を与え食欲抑制
  • 肌に水分を保ち、しなやかさと張りを与える
  • 血液やリンパの流れをスーズにする

ここではまず、必要な量の水を飲むことでどのような体質改善ができるのかについて、この6つの項目について詳しく解説していきます。

1.目や口、鼻孔に潤いを与える

水分は私たちの身体の中で粘膜となり、各器官の働きが鈍るのを防いでいます。乾燥して正常な働きができなくなると、さまざまな病気を引き起こしてしまいますから、水分の補給はとても重要です。

例えば鼻や喉の粘膜が乾燥すると、繊毛の働きが弱まり、風邪やインフルエンザのウイルス・花粉などを防ぐことができなくなります。

さらに体内に侵入してきたウイルスなどを、排出するための痰や鼻水も減少させてしまいます。

このように水分が足りなくなることで、外敵の侵入を防ぐために身体が備えている二重ブロックが2つとも機能しなくなります。さらに次のような問題も発生します。

1目の粘膜が乾燥

疲れを感じやすくなり、眼精疲労を引き起こす。

2口中が乾燥

虫歯や歯周病などの病気、口臭問題も引き起こす

このように水分は多岐に渡って身体に影響を及ぼしますから、季節を問わず積極的に水分補給をしなくてはいけません。

2.体内に栄養分と酸素を運ぶ

私たちの体内に取り込まれた酸素や栄養は、血液を通じて身体の隅々にまで運ばれていきます。その際、スムーズに運べるようにサポートするのが血液中の水分です。

ですから、水分不足で血液濃度が上がりドロドロの状態になると、血液がスムーズに循環できなくなり、せっかく摂った栄養も必要な所にまで届かなくなってしまいます。

さらにドロドロの血液は粘度が高いため血管内で詰まりやすく、脳卒中や心筋梗塞の引き金になると言われています。

最近では食生活の乱れや食の欧米化などから糖質や脂質の摂りすぎが増え、血液がドロドロになる傾向が高まっています。

これに水分不足が加わるとさらに危険な状態となってしまいますから、水分補給がいかに大切化は分かってもらえるかと思います。

血液の流れが悪くなると、運べる酸素の量も減ってしまいます。酸素不足は集中力や記憶力の低下を招きます。

「最近仕事の能率が下がったな」とか「試験勉強がはかどらない」と感じている方は、もしかしたら水分不足が影響しているのかもしれません。

他にも血液の流れが悪いと、冷え性や肩こりを引き起こしたり、ダイエットに失敗しやすくなったりします。時間を決めて定期的に水を飲むなど工夫をして、水分補給を毎日の習慣になるように心がけましょう。

3.老廃物を体外に出す

「たくさん水を飲むとトイレが近くなるから控えている」という事を聞くことがありますが、水を飲むのはトイレに行くためです。

もちろんたくさん飲めばいいというわけではありませんが、すでにお伝えしましたように体内の60%は水分です。

例えば体重50kgの人なら、体内の水分量は約30リットルとなります。そして体内の老廃物を外に出すためにも水は1日2リットルくらい飲む必要があります。

体内にある水分は常に新しいものへと入れ替えていかなくてはいけませんが、口にした水が身体の外に排出されるまでに1ヶ月かかると言われています。

ところが1日2リットルを飲まないと、入れ替わりにもっと長い期間がかかり、いつまでも古い水が体内に留まってしまいます。

古くなった体内の水分が入れ替わらないと血液の製造が滞ってしまいますし、代謝は落ち、肌のハリやしなやかさも衰えていきます。たまの運動などで出る汗も、匂いがキツくなったりします。

水を飲んで老廃物を外に出すことは、身体をいつも若く保つための基本です。水を最低2リットルは飲んで、きちんと老廃物を出すことを意識しましょう。

水ダイエットについての記事はこちら

おすすめの水体にいい水とデトックス効果でダイエットできるおすすめの水

4.喉の渇きを抑え、満腹感を与え食欲抑制

身体の水分は大人で60%、子供で約80%と言われています。そのうちの1%が減少するだけで喉の渇きを覚え、2%が減少すると脱水症状になることもあります。

例えば体重50kgの人であれば体内の水分は約30リットルで、そのうちの1%は300mlで2%では600mlということになります。コップ1杯で約200mlですが、たったコップ1杯半の水が身体から抜けるだけで喉が乾いてしまうわけです。

ですから水は喉が乾いてから飲むのではなく、喉が乾く前にこまめに飲むことが健康の維持に必須になります。

「でもそんなにも水を飲むのはつらい」という人もいますよね、そんな人のモチベーションを上げる情報をお伝えします。こまめに水を飲むことで空腹感を抑えることができるため、それによって余計な食欲を抑えられるようになります。

水をたくさん飲んだら太ると思うかもしれませんが、それは体内の水分が増えただけです。体脂肪は確実に減っていきますので、継続していればダイエット効果も期待できます。

5.肌に水分を保ち、しなやかさと張りを与える

身体の一番外側にある肌は、栄養や水分が最後に届くところです。もしあなたの肌が張りやしなやかさを失っているとしたら、それは1日に必要な水分が取れておらず、身体の表面まで水分が行き届いてないのかもしれません。

接種した栄養や水は、生命維持に関わる器官に対して優先的に届けられます。肌は優先順位がそれほど高くない部分で、なおかつ血管の末端部分にあるため、栄養や水分の補給がどうしても後回しにされてしまいます。

見た目の肌を透明感のあるものにしたいなら、もっと意識して水を摂る必要があります。

6.血液やリンパの流れをスーズにする

血液は水分と栄養で構成されています。栄養を摂らなくてはいけないことは普段から意識していると思いますが、もうひとつの材料の水分は軽視されがちです。ただそれでは健康的な血液を作ることはできません。

また、お菓子などで糖分を多く摂取する生活をしている人は、血液はドロドロになりやすく、代謝も下がってしまいます。その結果、低体温になり手足が冷えやすくなります。

そのような理由から、現代人は基礎体温が低い傾向にあります。基礎体温が35度台の人は免疫力が下がり、ガン細胞の温床になりやすいとも言われています。

また、水分不足は身体中を駆け巡っているリンパの流れも滞らせてしまいます。リンパは老廃物を流す大事な役目をしていますから、水分不足でリンパがきちんと流れないと老廃物が溜まり免疫力が落ちてしまいます。

その他にもリンパの流れが滞ることで、むくみや肩こり、冷えなどさまざまな症状が起きやすくなります。体調が良くないなと感じている人は、リンパマッサージをするだけでなく、しっかりと水分の補給も行いましょう。

水をたくさん飲んで美容と健康を目指すならシリカ水一択

「シリカ水」とは、ケイ素(シリカ)を含んでいる水のことで、健康や美容にも期待できる効果がたくさんあります。

健康効果

  • 骨をしっかり丈夫にする
  • 関節をさびつかせない
  • 血管の弾力を保つ

美容効果

  • 髪や爪をキレイに保つ
  • 年齢による衰え防止
  • 肌の弾力とツヤの回復

ただし、シリカは体内でつくることができず、年齢とともに徐々に減り40歳以降では体内からほとんどなくなってしまいます。これが老化の原因の一つです。

なので食べ物や飲み物でシリカを補う必要があるのですが、おすすめなのは「シリカ水」です。

シリカが含まれている食べ物はたくさんあるのですが、体内への吸収率が悪くそのほとんどが体外へ排出されてしまいます。

下のグラフは、シリカを「水」で摂取することが如何に優れているかを表すグラフです。

シリカを摂るなら「水」がおすすめ

この記事を読んでいるあなたの年齢が30歳以上であれば、このシリカ水をおすすめします。飲むシリカには多くのシリカが含まれているため、ミネラルウォーターとして飲むだけで手軽にシリカを補うことができます。
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水の現状と水を飲む工夫

お水を飲むといっても、普段から飲み慣れていない人が1日2リットルを毎日続けていくのはとても大変ですよね。そこでここでは、どうすれば無理なく水を飲むことができるのかについて、わかりやすく解説していきます。

身体の水分が減ってしまう飲み物

水以外ではお茶やコーヒーやお酒などで水分補給をするという人もいますが、これらは飲むと利尿作用の方が強いため、水分補給どころか水分不足になります。

ですから、基本的にお水以外は味わうことを目的とする嗜好品と理解しておきましょう。

とはいえ、水ならなんでも水分補給に適しているというわけでもありません。その点については次項で説明します。

水道水やペットボトルを毎日飲むのは危険

水道水やペットボトルを日常の飲料に使う人も多いかと思いますが、これらには水と水の中に含まれるミネラル以外に不純物が入っていることがあります。

例えば水道水なら塩素、ペットボトルなら防腐剤。これらは胃や小腸を通る時に食べ物と同じように分解や吸収されたりするので、胃腸に悪い影響を与える可能性があります。

このため、水道水やペットボトルの水は、大量の水分を補給するのにはあまり適してないません。1日に2リットルもの水を補給するなら、自宅で使う浄水器が1番おすすめです。

1日2リットルの水を飲むコツ

1日2リットルの水を飲むのであれば、「少しずつ口に含んで飲む」を何回も繰り返しましょう。

1回で口に含む水の量はおちょこ1杯分をイメージしてください。ほんのひと口ずつですが、これを何度も行います。

最初はそれほどたくさん飲めないかもしれませんが、慣れてきたら午前中から夕方にかけて2リットルを目標に飲んでください。

水を飲む目的のは代謝を促し、老廃物を排出することにありますが、あまりにも遅い時間に水を飲み続けると、夜中に何度もトイレに行くことになります。

それでは睡眠の妨げになり、体調を崩してしまう可能性があります。このため、水分補給は夕方までに終わらせておきましょう。

気をつけたいのは食事のときです。この時は食べ物を消化、吸収するのに胃酸が出ます。このときに大量に水を飲んでしまうと胃酸が薄くなって消化機能が落ちてしまいます。

水分補給が身体にとってマイナスになってしまっては意味がありませんので、食事中の水分補給は控えめにしておきましょう。

これらのことに気をつけながら、自分の生活リズムに合わせて水を飲むようにしてください。

自宅用浄水器の設置がオススメ!

普段から意識して水を飲む習慣がない人は1日2リットルを飲むのは難しいと思う方が多いと思います。理由として、『水をたくさん飲むとお腹に溜まる』という人も少なくないのではないでしょうか?

ではなぜ、たくさん水を飲むとお腹に溜まるのでしょう?

水がお腹に溜まる理由

ビールなら何リットルも飲めるのに、水は500mlでも苦しいという人いますよね。これはおかしなことではなく、人間は一般的に1度に1.5リットル程度の水しか飲めません。

飲んだ水は胃袋に入りますが、その胃袋の容量が2リットル程度なので、すでに胃袋に溜まっているものがあると、1.5リットルが限界になります。

ところがビールの場合には、胃袋でアルコールを吸収しているのと、飲酒により胃袋からの排出を促すホルモンが分泌され、胃袋からどんどん水分が排出されます。

水を飲んでいるときは、浴槽に栓をしてお湯をそそいでいる状態で、お酒を飲んでいるときは浴槽の栓がないでお湯をそそいでいる状態になります。

科学的にはまだ解明していない部分もありますが、私たちの体がそういう仕組みになっていると覚えておきましょう。

体の構造として、そんなに大量の水を1度に飲むことができない作りになっています。胃に水を貯めておくことで、体内の水分が足りなくなったときに必要に応じて胃から小腸に送り、小腸で水分を吸収して体内の水分不足を補っているのでしょう。

ただし、胃に水が溜まるというのはちょっとした問題を抱えてしまいます。水道水にしてもペットボトルにしても、不純物が含まれており、必ずしも安全とはいえません。そんな水が胃に溜まっていたらどうなるでしょう?ちょっと不安ですよね。

その点について、もう少し詳しく説明していきます。

水道水には塩素が入っている

水道水はそもそも美味しくないので、たくさん飲むのは難しいですよね。水道水は雑菌やウイルスが混入しないように、塩素で殺菌消毒をしています。この塩素が水の味を悪くしています。

水を殺菌するために塩素はとても大切ですが、塩素と結びついてできるトリハロメタンという発がん性のある物質が出来やすいという問題があります。

さらに塩素以外の不純物も多々混入していることもあるので、水道水を大量に飲むのはおすすめできません。

ちなみにトリハロメタンはやかんに水を入れて短時間沸騰させてしまうと、含有量が増えてしまいます。

沸騰させると塩素は減りますが、中途半端な沸騰はトリハロメタンを増やします。10分以上沸騰させられない場合には、沸騰が逆効果になることもあるので気をつけてください。

塩素水道水に入ってる塩素の役割と残留塩素が身体に与える影響や除去する方法

ペットボトルの水は雑菌が発生しやすく化学物質が溶け込んでいる

飲水として利用している人の多いペットボトルの水ですが、2リットル以上毎日飲むのにはコストがかかりすぎてしまいます。

ペットボトルの水は塩素が入っていないので、開封してすぐに飲まないと雑菌が増えていきます。ペットボトルから化学物質が溶け出して危険という科学者もいます。

そのような、水に本来含まれていないものが、胃の中に溜まっているのは好ましい状態ではありません。

ペットボトルの水は災害時などの時にはとても役に立ちますが、安全性という意味では不安が残る飲水です。たまに利用するくらいなら問題ありませんが、常用するのにはあまり適していないということを覚えておきましょう。

浄水器がおすすめ

水道水もペットボトルの水もダメなら、どんな水が理想的なのでしょう?

安全で美味しくて飲みやすい水という意味では、家庭用浄水器を設置することをおすすめします。浄水器は低コストで導入できますし、物理的に不純物を取り除くので、おいしい水を飲むことができます。

さらにペットボトルのように、ゴミが出ることもありませんので、地球に優しい生活を送ることができます。

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水の経済効果

ほとんどの人がお水を飲むことの重要性を、すでに理解しているかと思います。でもお水はあまり美味しくないので、ジュースやコーヒーなどで水分を補っているという人も多いですよね。それだとかなり家計に負担をかけてしまいます。

ジュースやコーヒーではなく水を飲むことで、かなりの節約効果があります。どれくらいの効果が期待できるか具体的な金額を見ていきましょう。

1杯を水に変えるだけで節約になる

最近ではいたるところにカフェや居酒屋があるので、空き時間の休憩に使ったり、仕事の付き合いで居酒屋などに飲みに行ったりもするでしょう。

そのときの飲み物はカフェなら1杯200円から。高いところで800円程度かかります。居酒屋などでは安くても1000円で、飲みすぎると1〜2万円ということもありますよね。

これらを全部水にするべきとは言いませんが、その一部だけでもお水にすることで、かなりの金額が浮きます。健康的になるというメリットもあります。

少し考え方を変えてみて、いつも流されるようにお茶や飲み会に行くのではなく、週に何回かは身体のメンテナスを考えて、水に切り替えるという日にしてみましょう。

そうすることで身体も楽になりますし、自分のお財布にも優しくなるはずです。

そうした余裕を生活の中で作っていくことが、自分の視野も広げ、自分のことを客観的に判断できるようになります。そうなると、高い意識を持って身体管理もできるようになりますので、ぜひ試してみてください。

質のいい水を毎日飲んで健康生活

以上のように、お水はただ単に喉の渇きを潤すものではなく、身体にとって色々な役割があることがおわかりいただけたと思います。

すでに水を飲むことを意識してきたという人は、さらに一歩踏み込んで、水の性質の確認をしてみてください。

そして水を必要量飲めていなかった人は、今までの生活を振り返ってみてください。きっと身体の不調で思い当たる節がある人もいらっしゃると思います。

身体の調子がイマイチなときには、必ず身体から不調サインが出ています。それらは意外とお水をしっかり飲むことで解決できるかもしれません。

ただし、無理やり飲むようなことはしないでください。コツは少し口に含んで飲む、これを何度も繰り返してください。

こうした日常の生活ですでに定着していることを変えていくのは、簡単ではありません。継続して高い意識を持たなければ、なかなか習慣化することはできません。

ただなんとなく始めるのではなく、まずは生活習慣を紙に書き出してみて、自分の行動パターンが把握するところから始めてみてください。

自分がどんな飲み物を、どのようなタイミングで飲んでいるかを把握して、それを水に切り替えられないか考えてみましょう。いきなり全部を変えるのは困難ですので、少しずつ時間をかけて変えていきましょう。

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