【お坊さん便の評判と口コミ】調べてみてわかったメリット・デメリット

お坊さん便

最近テレビでも話題になっている「お坊さん便」って賛否両論あるけど実際のところどうなんだろうと気になる方は多いでしょう。

また、「お坊さん便で法事おねがいしようと思うけど、まず利用者の感想を聞きたい」、「両親が早くに他界してしまい法事について相談できない」、「今付き合いのあるお坊さんと正直相性が合わなくて変えたい」といった意見もあります。

こういった不安は、何より大切な家族の魂をちゃんと供養してあげたいとい想いからきていることでしょう。

そこでお坊さん便の費用や、実際の利用者の感想や批判意見など、評判を調べてみましたので参考にしてください。

お坊さん便とは

お坊さん便とは

お坊さん便とは、株式会社よりそう(旧みれんび)が運営しており、電話やインターネットで全国にお坊さん(僧侶)を手配、派遣してくれるサービスのことです。

核家族化が多い今、お寺との付き合いもなかったり、法事・法要のマナーなどが継承されにくいのが現状です。お坊さん便はこういった時代のニーズによって2013年よりはじまりました。

従来のお坊さんへの依頼方法

従来のお坊さんへの依頼方法は、菩提寺(ぼだいじ)と壇家(だんか)というどちらも葬儀や追善供養をおこなってくれる先祖代々信徒・所属しているお寺のお坊さんに依頼していました。

菩提寺ぼだいじとは、そのお寺の土地内に先祖のお墓がある場合にそう呼ばれます。壇家だんかとは、お寺にお布施などの経済的援助を持続して行う場合、簡単にいうとお寺のスポンサーになるということです。

お坊さん便は、壇家だんかがあっても遠方でお願いできないときや、壇家だんかをやめたいという方、費用を安くで抑えたいという悩みを持つ人が気軽に利用できるサービスとして誕生しました。

しかし、すでに壇家だんかがある人が利用しても問題ありませんが、トラブル防止のため先に菩提寺か檀家に許可をとるようにしましょう。

宗派は選べる?

お坊さん便は仏教系の全宗派に対応しており、指定も無料となっています。

しかし、宗派がわからない方も多いと思いますので、その場合はわからないとはっきり伝えれば大丈夫です。

ちなみに、日本の仏教系における宗派は、浄土系の浄土真宗本願寺派が7,922,823人と最も多いと言われています。

仏教系 信者が多い宗派ベスト3

順位宗派信者数
1位浄土真宗本願寺派7,922,823人
2位真宗大谷派7,918,939人
3位浄土宗6,021,900人

お坊さん便は途中でキャンセルできる?

以前まで注文完了後のキャンセルはできませんでしたが、2019年9月9日よりキャンセルルールが加わり、法事施行2日前までならキャンセルが可能となりました。

ただし、施行前日および当日でのキャンセルの場合、100%の費用請求となるので注意が必要です。

2日前までにキャンセル可能なので、適切なお寺やお坊さんがなかなか見つからないといった方は、念の為に予約しておいても良いでしょう。

お坊さん便のメリット

お坊さんに便の以下のメリットついて説明していきます。

  • 定額制で安心
  • お坊さんとは1度ごとのお付き合い
  • 24時間365日受付可能
  • 返金保証がある

定額制で安心

先ほどからお伝えしている通り、お坊さん便の料金はすべて定額制です。

必要な法事、予算内で収まる法要だけ行いたいという方にはあとから高額な費用を請求されるということはありません。

お坊さんとは1度ごとのお付き合い

お坊さんとは依頼した葬儀や法要のみのお付き合いになります。

先ほど説明した檀家になるようにすすめられることもないので、檀家にならずに気軽にお坊さんを呼んで法事を行いたい場合は便利です。

仏壇ごとどうしても遠方へ引っ越ししなくてはいけなく、菩提寺が遠くなってしまったという方でも大丈夫です。

もちろん紹介料や仲介料なども発生しません。

24時間365日受付可能

電話受付の場合、9時から21時と営業時間に連絡をしなくてはいけませんが、インターネット申し込みなら時間を気にせず24時間いつでも申し込みが可能です。

仕事でなかなか電話する時間が取れない方や電話だと何を依頼したらいいかわからなくなるといった方はネットから申し込みましょう。

返金保証がある

お坊さん便を利用し、万が一、施行内容に満足できなかった場合は、施行の翌日から5日以内に窓口に連絡をします。

しかし、よりそうメンバーへの加入(無料)が条件になります。申請から14営業日以内に指定口座にて振り込み返金されます。

お坊さん便のデメリット

メリットについて説明しました。次にデメリットについて紹介します。

  • 良いお坊さんに会っても次回指名できない
  • 地元のお寺の相場より高い場合がある
  • 法事当日まで電話でのやりとり

良いお坊さんに会っても次回指名できない

依頼した際に良いお坊さんに出会い、次回もお願いしたい場合は、お坊さん便の窓口に相談してみてもよいでしょう。

しかし、お坊さん便の依頼を受けている僧侶のため、スケジュールに合わせなくてはいけないという問題がでてきます。

どうしてもまた依頼したい場合は、檀家になるという手もありますが、お坊さん便の値段ではなくなってしまうという金銭的なリスクが発生することも忘れてはいけません。

地元のお寺の相場より高い場合がある

お坊さん便は定額料金で割引などが一切できません。料金がはっきりしている分安心ではありますが、地元のお坊さんに問い合わせると意外とリーズナブルな価格ということもあります。

しかし、「お車代」や「御膳料」、「心づけ」といった部分は自身で考えなくてはいけないという部分や檀家に勧誘される可能性も少なからずあるので、どちらに依頼するかは慎重に考えましょう。

法事当日まで電話でのやりとり

申し込みはインターネットで行いますが、その後は基本的に電話でのやり取りになります。

しかし、電話での口約束ではなく、手配が完了した際に「手配依頼書」という書面が自宅に届くため、手元に確認事項が残り安心です。

その際にお布施袋も一緒に同封されるため自身で購入する必要もありません。

お坊さん便の料金

お坊さん便の法事法要は、初回限定で35,000円、2回目以降は45,000円の一律料金で行うことができます。

ここで、お坊さん便の料金とお勤め内容を紹介します。

定額料金と各サービスの内容

45,000円(初回のみ35,000円)【法事・法要】読経・法話・開眼法要・仮位牌の引取り・お焚き上げ・納骨法要・宗派指定料・御膳料・交通費・心づけ
20,000〜200,000円【戒名】全宗派・階級に対応。階級により料金変動
35,000円【火葬の読経】炉前での読経
65,000円【一日葬の読経】告別式の読経・初七日の読経・炉前での読経
140,000円【一般葬(家族葬)の読経】通夜の読経・告別式の読経・初七日の読経・炉前での読経

3万円代という低価格で利用できるので、どこにお願いしたらいいかわからない場合や急いでいる方は利用してみてもよいでしょう。

お坊さん便は高い?安い?

お寺に直接頼んだ場合、「お布施」というお坊さんへ渡す謝礼の相場が法要にもよりますが、だいたい1万円〜5万円が相場と言われ、これとは別に「お車代」や「御膳料」、「心づけ」と呼ばれる費用が必要になり、別途5,000円〜20,000円渡すこともあります。

なかには、当日に何十万と高額な請求をされたという話も聞きます。

はっきりとした金額がわからず「いくら包んでいいかわからない」という声や「安くおさえたいけど、低い金額を包むとばちが当たりそう‥」と心配になりますよね。

お坊さん便では、全ての料金が一律のため、前もって費用がわかった上で依頼することができます。

お坊さん便 料金

例えば四十九日の読経などの費用が、定額45,000円とはっきりしているので、いくらかかるんだろうといった不安を持つことはなくなります。

公式ページとAmazon!申し込むならどっちが得?

Amazonで話題になったお坊さん便ではありますが、どちらで申し込んだらいいか迷うというかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

結論から言うと、おすすめは公式ホームページで申し込む方法です。

公式ホームページで申し込んだ方が良い理由

理由は次のとおりです。

  • 法要の内容があらかじめわかる
  • 手順が簡単
  • ネット上で見積もりができる
  • 料金はAmazoneも公式サイトも変わらない
  • クレジットカードでの支払いも可能

法要の内容があらかじめわかる

Amazonでは選択できるメニューが4つ程度しかなく、説明が少しわかりづらくなっています。

Amazonの商品説明画面

Amazoneのお坊さん便
法事に慣れている方ならこれでも問題ありませんが、公式ホームページなら詳しい法要の内容や意味合いの説明などが確認できるため、法事に慣れていない方でも誤った内容を依頼することがありません。

お坊さん便公式ページの説明画面

手順が簡単

公式ホームページからならお坊さんの依頼がたった3ステップで簡単に申し込みできます。

STEP.1
ネットで予約をクリック
必要事項を選択式で入力します。所要時間は1分程度です。
STEP.2
電話がかかってきます
入力された情報を元にお電話で詳しい説明をうけます。このときに不明点などを聞きましょう。
STEP.3
お坊さんと日程調整
お坊さんと直接日程調整だけを行います。
Amazonで申し込む場合
Amazonで申し込む場合、一旦Amazonから運営会社に連絡が行くまでタイムラグが生じたり、細かな部分の融通や選択できるメニューが限定されていることがあります。

ネット上で簡易見積もりができる

公式ではホームページ上での料金の確認はもちろん、申込みの入力の段階で現時点での見積もり金額が右下に表示されるので安心です。

お坊さん便を利用した人の口コミと評判

実際に利用した方の口コミと評判について紹介します。

良い口コミ

良い口コミでは「利用してよかった」という方の意見が多くあがっています。

今回私は突然亡くなった母の一日葬+戒名プランで利用しました。
葬儀の二日前という急ぎの電話予約にもオペレーターの方に親切丁寧に対応して頂きました。
手配が確定すると「手配報告書」というしっかりしたものがFAXまたはメールで送られて来てそこには…
故人、喪主、プラン、内容、場所、担当寺院名、お坊さんの連絡先が書いて有りました。
時前にお坊さんと、故人に戒名を付けるに当たって生前の故人の話等をする事が出来て安心出来ましたし、当日も時間に余裕を持って来て頂き心配は皆無でした。
システムもしっかりと確立されてますし安心して使って頂けると思います。
続けて四十九日法要の予約もさせて頂きます。

御坊さん便を初めて利用させていただきました。
私は、親戚づきあいも無く兄弟もおりません。
父は、とっくに高いし、母が昨年の6月に亡くなり、今年は一周忌をどうしようか悩んでおりましたが、Amazonサンで、お坊さん便を知り、直接お坊さん便の事務所に相談しましたら、とても親切にいろいろ教えて頂きました。
お申込みしてから、僧侶の方とお電話でお話し、お会いしたら想像どうりの誠実な方でした。
お蔭さまで、希望どうりの一周忌を迎える事が出来ました。
来年は、三回忌ですので、また、そのお坊さんにお願い擦る事にします。

「お坊さん便」の一番の魅力は、やはり低料金だと思います。以前、おつきあいのあった菩提寺と比べても、かなりお安く済みました。
法要って、お坊さん以外にもいろいろお金がかかりますよね。しかも年金暮らしになって収入面も決して豊かではありません。加えて、主人が亡くなるまでの医療費でかなりのお金を使ってしまいましたし、私自身も腰を煩っていて医療費も馬鹿になりません。だから、できればお金はあまり使いたくないのが本音です。そんな中、低料金で、かつ定額制というシステムの「お坊さん便」は、とてもありがたいものでしたね。

悪い口コミ

お坊さん便を利用しての厳しい意見です。

お寺の者です。
はっきり言って高いですね。
うちのお寺では1~2万が相場です。
ここで頼むよりも地元の近くのお寺に1度相談してみた方がいいと思います。
金儲けしたいのかな?って印象です。

父の初盆に仏壇と位牌の開眼供養をお願いしました。娘の私がアマゾンで依頼しましたが、若いお坊さんは、喪主の名前を母ではなく私の名で読経してました。ちゃんとそこは説明してあったので、失礼すぎると思いました。一周忌もありますが、お坊さん便に頼むのは抵抗があります

お坊さんが来られてお経と法要が済み、最後におさがりを紙袋に入れて渡した時のお布施の問いかけにはさすがにびっくりしました。株式会社みれんびとお坊さんとの連携は取れているのか、次回頼むのは考えます。

お坊さん便の評判

お坊さん便を実際に利用した方の声を見ると、全体的には低価格でどこに頼んでいいかわからず助かったという声が圧倒で多いようです。

まず、料金に関しては地元のお寺に比べると高いと言う意見も一部見られますが、一方で相場がわからない上に相談できる人がいない方にとって定額料金というところで安心度が高いという声が多く見られました。

また、ネットや電話での申し込みで最初は不安のようでしたが、実際に窓口の方の親切な対応や、お坊さんさんの連絡先が前もってわかり相談できるので不安がなくなったという声も見られます。

厳しい意見では、やはり法要中の名前の読み上げのミスやお布施の件でトラブルも少なからずあるようなので、運営会社とお坊さんとの連携の強化、改善が必要といえるでしょう。

お坊さん便の批判の声について

お坊さん便の批判
お坊さん便には賛否両論の声がメディアでも大きくとりあげられました。その中には強い批判もあります。

特に反発が強かったのが、全日本仏教会で以下のような意見を述べています。

全日本仏教会は、「お布施は本来サービスの対価ではなく、見返りを求めない、そういう心を持たないもの慈悲の心をもって他人に財施などを施すことで「六波羅蜜(ろくはらみつ)」といわれる修行の一つとしており、アマゾンが提供しているお坊さん便は宗教行為をサービスとして商品化しているもの、宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ません。」

上記の意見では、檀家を取られるのでは?と心配になるお寺や、僧侶へのキャッシュバックが半分程度ということもあり、不満が大きいお坊さんが表に出てきた形と言えます。

何より、Amazonという大手の通販を利用して「宗教の商品化」という道徳的な部分での反発が一番大きいようです。

全日本仏教会とは?
日本の伝統仏教界における唯一の連合組織で、59の宗派、37の都道府県仏教会、10の仏教団体の合計106団体が加盟しています。(平成30年11月現在)仏教界の代表として他宗教との公益財団法人日本宗教連盟を構成し、政府等官公庁への窓口としての役割を担っています。

批判的な意見についての世間の声

しかし、全日本仏教会の批判的な意見は、「お客さんを取られるのがいやなの?」「どこに頼んでも供養に差がないならいいのでは?」「利用者のことを一番に考えているサービスだと思う」という世間のお坊さん便への肯定的な意見を浴びる結果になってしまいました。

実際に派遣されているお坊さんの声

ここで、実際にお坊さん便に登録され、法事を施行されているお坊さんの意見を紹介します。

実際のところは住職の過半はそれだけでは生活が成り立たず「兼業」しているわけです。
働き盛りの年代の住職が集まればよく話題になります。お寺のことをもっと一生懸命にやりたいと思っていても経済的な事情がそれを許さないのです。副業をしながら住職をしていた私にとっては、こうした派遣だろうと定額だろうとなんだろうと「お坊さんとしての仕事をしながら家族を養える」可能性のあるサービスは魅力的に思えました。

やはりお坊さんにも、生活があるので仕事の依頼がくるのは助かるようです。

お坊さん便が当たり前の時代へ

お坊さん便は、相談したい親族が身近にいない核家族増加の時代背景考えれば、間違いなく時代のニーズに合ったものだといえます。

価格も、もともと法事相場自体が曖昧なため決して高くはありません。

日本の宗教に対する信仰心は濃いものとは言えませんが、冒頭でもお伝えしたとおり、大切な家族の魂をちゃんと供養してあげたいとい想いは昔も今も変わらないはずです。

インターネットの普及で、インターネットで依頼するという選択肢が増えたと考えてください。

お寺に直接頼んだほうが安いという意見もありますが、電話帳でひとつひとつ探すのも意外と時間もかかり大変です。また料金が曖昧なところや檀家になるようにすすめられるのではないか?と不安な方も多いことでしょう。

お坊さん便のメリットでもあるように、料金が明確なことや電話対応の良さなどシステムもしっかりしているので、こういった不安なく法事を問題なくこなせるのであれば、利用する価値は十分あります。

また、気に入らなければ返金できるというシステムもこれまでなかったサービスです。

返金の話なんてご先祖の前で少し不謹慎な気もしますが、一度しかお付き合いのないお坊さんにしっかりと法事を行ってもらうため、緊張感を与える効果に繋がります。

お坊さん便という話題をお茶の間の家族や親族との集まりで出すことで、自分達の仏壇や檀家の話し合いになり改めて見つめ直すきっかけにもなるはずです。